皆様、お疲れ様でございます！タイもようやく本来の亜熱帯気候が戻って来て、平均気温はじわりじわりと30度に近づいておりますわい。

先日お宿の長期滞在の方に思わず「視界がボヤケてしょうがない」ってもらしたら、ご丁寧にも日本の眼医者さんから処方してもらったという眼精疲労用の目薬を頂いた。これがなかなか効き目があり、それ以来毎日点眼するようになっておる。しかしまあ気が付いてみたら、ほとんどが市販薬とはいえ、身の回りに薬類が増えたわい。

タイは日本に比べて薬事法が遥かにユルイし、お薬の値段も安いってこともあるんじゃけど、薬袋の中を見てあらためてびびっちまった！？目薬をはじめ、抗生物質、肩凝り消炎薬、風邪薬3種類、鼻詰まり薬、痛風予防薬、滋養強壮薬（薬というかサプリ）、万能鎮痛剤、下痢止め等々。ったく、まるで自分が病気や怪我のデパートみたいな軟弱な人間に思えてきて、情けないことこの上ない。
その昔実家に大きな薬箱があって、効能がよく分かんないたくさんの種類の薬が入っており、「こんなもん、誰がいつ使うんだろう？」って子供ながらに不思議じゃったけれど、歳を取ると誰もが常備薬が増えていくもんなんじゃろうか。

薬と言えば、ちょっと違うが悩みの種がタイで解禁になったマリファナ。
外国人が多い繁華街、歓楽街はどこもマリファナの匂いが漂っており、足取りも目つきもおかしい若者が増えた。お宿にチェックインしてくる若者には最初にビシッと「マリファナ禁止」を伝えておるが、何処かでキメテきちゃってフラフラしながらお宿に戻ってくる方も少なくない。明らかに吸引済が分かる方ほど、「僕は吸ってませんよ」って言う。一応後ろめたさはあるようじゃが・・・。
このマリファナってヤツ、鎮痛効果が非常に高いのでタイは「医療用として解禁」って最初に発表されたもんじゃが、医療用どころか、やっぱり手っ取り早い快楽用としてあっさりとストリートに出回るようになった。

お宿のオーナーに何度か相談した結果、つい先日「厳格な態度で対処して下さい」と。厳格な態度ねえ・・・「管理人さんだって、夜12時以降は酒飲んでいい気分になってるじゃないすか！」って反論されるかもしれないし（苦笑）
おっと、わしの薬袋の中に「咳止めシロップ」はなかったよな？これは“トリップ効果がある”って、マリファナ解禁になる前に“乱飲”するバカモノがいたっけ。そんなもん見つかったら「自分だってやってんじゃないっすか！」ってツッコマレちゃうな！？時代の変化に付いていくのは、何かと大変じゃとぼやいておる七鉄を、今後ともよろしゅう～（苦笑）