約5年ぶりにモバイル（携帯電話機）を買い替えたわい。時代がデジタル製品主流になってからは物を大事に使う習慣が身に付いたのじゃろうか。旧モバイル君にはよく5年ももってくれたと感謝しておるし、我ながら充分過ぎるほど使い倒したと思う。本当は型落ちでもいいからi-phoneが欲しかったが、タイはi-phoneの人気が高くて新品は日本よりも高値であり、中古品も強気のお値段が設定されておるからこの度は断念。Redmiとかいう、昭和の子供用自転車みたいな（あれはドレミか）名前の中国産の機種じゃが、しつこいぐらいに店頭で動画録画や写真撮影機能のクオリティをチェックした末に、ドレミ、じゃなくてRedmiにしたわい。
　物を大事に長く使うことは悪いことではないが、5年ぶりの新品君の色んな機能の素晴らしさにちょっとビビっておる！この5年間でモバイル機能自体が恐ろしく進化しておったんじゃな。こんな当たり前のことに驚いておるから浦島太郎呼ばわりされるんじゃろうなあ～と一人で苦笑しながらただいま新品君をチェック＆エンジョイしとる。

　タイ人は新し物好きであり、しょっちゅうモバイルを買い換えておる者が多い。だからなのか、モバイル販売の出店がデパート内、スーパー内、駅中にやたらとある。別に各店で価格競争をしておるわけでもなく、ただただ各店独自で新製品、安物アピールをしておる。コロナ前は有名なデカイ中古品センターもあった。もちろん中には紛い物もあり、部品だけ紛い物なんて代物もある（らしい）。
　この度のモバイル買い直しは、i-phoneは諦める代わりに紛い物だけはつかまされたくなかったので、「エンポリアム」という高級デパート内の専用コーナーで買った。そうしたら、ワイアレススピーカー、予備の充電コード、モバイル・スタンド、イヤホン、イヤーパット等のお土産がやたらと付いてきた（笑）ちっちゃいモバイル1台買っただけなのに、お土産がどっさり入ったエンポリアム専用の立派なショッピングバックを帰り際に渡されて、ちょっと誇らしげな気分になったわい（笑）
　エンポリアムのバッグを抱えてゲストハウスに戻る途中、近所の店舗のオバサン、オネエサンが目ざとく気が付いて「え～エンポリアムで何買ったの？」ってさっそく質問攻め。「あ～こういう時に、ドレミさんじゃなくて、The-Kingの新作じゃい！と言ってサラリと羽織ってみせたり出来たらサイコーなんじゃけどな～」と見果ぬ夢を描いた七鉄でありました。わしの目の黒いうちに、エンポリアムからThe-Kingに出店依頼が来る事をオテントウサマに願った次第じゃ（笑）