(ブラックバックス)        
   汚れを気にせずガンガン履こう!  反逆のブラックバックス誕生!!        
    よおしっ!オバマ新大統領就任でアメリカが活気づいてきおった。 中国は小型車両税大幅減税で、国民の消費意欲が高まってきた。  タイでは庶民の屈強のデモ行動が新任首相をその座から引きずりおろした。 日本では・・・出稼ぎ横綱・朝青龍が不屈の精神力で引退説を吹き飛ばしておるというのに、ニッポン人は何をしとるんだ、元気をだせ、元気を!ってことで頑固七鉄じゃ。
 
 世界が動き出してきておるぞ、諸君。 マスコミがたれ流しておる大不況説にオロオロして、まさか、まさか、サイフを押入れの奥にしまいこんで、部屋に閉じこもってゲームなんざで気を紛らわせておるんではあるまいな。
 そんなことをしておっても何も変わらんぞ。 
 世の中が不景気な時こそ、気分が浮かない時こそ、フトコロ具合が不安な時こそ、ロッカーたる者は外に出てアクションを起こさねばならんのじゃ。
 黄金の経済繁栄が激しく陰りを見せ始めた50年代末期。 多数の若者がベトナム戦争へ強制的に駆り出された60年代末期。  若年層の労働力が無視されて大量の若者が仕事に就けなかった70年代末期。 これらの時代に何が起こったか?  こうやって並べてみれば諸君なら気が付くはずじゃ。そう、いずれの時期もロックが大爆発したのじゃ。
 諸君の大先輩ロッカーたちは、みんな時代と闘うことで名を成してきたのじゃ。 そのDNAをしっかり受け継いでいる諸君、今こそ立ち上がれ! 立ち上がるにも、足元がおぼつかんと話にならん。 そこでロッカーの新たなるスタンディングのために、変革の時代へ確かな第一歩を踏み出すために、 極めつけのフットウエアをTHE-KINGが世に送り出したぞ!

 THE-KINGは、昨年のトリ!として「ホワイトバックス」を登場させおった。  純白のボディとレッドの中敷きとのまぶしーコントラストがいまだにヒトミに焼き付いておる方も多いじゃろう。(しかとゲットしたろうな!) まるで名馬のごときストロングかつナイーブなボディ・マテリアル、職人技極まれり!って感じのゲージュツ的なまでのカーブの効いたステッチ、 もう頬ずりしたくなるようなロックン・ロール・シューズじゃった。

 そして今回お目見えしたのは、そのブラック・ヴァージョンともいうべき「ブラック・バックスキン」じゃ。  「ホワイト」の方はとっておきのチャンスに颯爽とまとうべき、神々しいオーラに包まれておったが、 こちらはワイルドで男臭くてちょいと危険な香りのする、より実用的なロックンロール・シューズってオモムキじゃな。
 履けば履くほど黒光り、底光りしてくる、ロックンロールで世の中と闘う男の足元を飾るには、もうこれしかないという完成度じゃ。  槍でも鉄砲でも不景気でも大恐慌でも、何でもやって来やがれ! こいつを履いて踏み固めていく道を遮ることができるもんは何もありゃせんのじゃ!って限りなき勇気を与えてくれる完成度じゃ。  こんなグレイトなもんを見せつけられてもなお、部屋に閉じこもっている輩はロッカーではない!今すぐ「ブラック・スキン」をゲットしてストリートへ飛び出せ!

 「ホワイトバックス」は1950年代に、エリート学生たちが“バンから”をキメるためにわざと汚して履いてみせ、「ダーティー・バックス」と呼ばれたた、なかなかイキな反逆の歴史があるが、 「ブラックバックス」の趣きを見たまえ! 既に世相や流行を予め拒否した筋金入りの反骨精神が宿っておるではないか!  ポーズや目立ちたがりの気分ではなく、不安極まりない時代を駆け抜けるアクションの激しさで汚れまくるまで履いて履いて履きまくってほしい!

 「ホワイト」の説明では、オクジュン氏が1954年にエルヴィスが見つけたら速攻でレジスターに持っていっただろう」と泣かせるフレーズがあるが、そうよのお、こっちの「ブラック」は、わしから「68年カムバック・スペシャルのステージでエルヴィスが履いていたら、世界中のロッカーたちがノックアウトされじゃろう!」とさせていただこう!
 それから、「アメリカン・ロック普及のための決死のヨーロッパ・サーキット」をしていた60年代のヴィンセントにも、この「ブラックスキン」を捧げたい! ”過去がどうした、将来がどうした、現実の世界の中で信じる道をひたすら突き進む男にこそ「ブラックスキン」は似合うのじゃ!
MADE IN TOKYO

 
     
     
   ブラックバックス  
     
     
   TS-026  BLACKBUCKS サイズ インチ 7 (25〜25.4cm) 8 (26〜26.5cm) 9 (27〜27.5cm)
Friendy relations memorial card付き



\32,800+TAX     MADE IN JAPAN
 
   

 
                                                                               
                 
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      常連様に限り冴えないお知らせ (2009.1/9現在という事で後日状況が変わります事を、何卒御了承下さいませ!)

以前にもチラリと申し上げましたが、2009年度より御購入者に捧げてまいりました数々のプレゼントをご新規様のみとさせて頂く運びとなりました。どうか何卒常連様の方々、御了承下さいませ。
・ジャケットやコートに付くTシャツもまもなくソコをつきます。何卒、御理解ください。
・特にご新規様にお願いです。メールでのお問い合わせの際は、必ずお名前、御住所、お電話番号の表記をよろしくお願い致します。常連様におきましても手前共のカンチガイ防止の為、一応、御住所を添えてフルネームにてよろしくお願い致します。
・新年の賀状やメールを誠にありがとうございました!


   




    七鉄の酔眼雑記

 あれは70年代の終わりじゃった。 わしは一時的にイギリス系のロックン・ロール・バンドにハマっておった。 ロンドン・パンクのバカ騒ぎブームが終わった頃であり、パンク・ブームの煽りを食って正当に評価されていないバンドを探しておったのじゃ。 ビッグネームから中堅どころまで、それこそやみくもに聞きまくっておったもんじゃ。
 そんな中で今でも印象深いライブ盤がある。 シン・リジ―という、当時イギリスでは大変な人気を誇っておったバンドの「ライブ&デンジャラス」じゃ。 その2枚組のライブ盤の最後の最後にメンバー紹介のシーンが収録されており、リーダーのフィル・ライノットが自らを紹介する際に「アメリカに黒人の大統領が誕生する時こそ、世界が変わる時なのだ!」というアジテーションがあったのじゃ。 当時は「そんな時代が果たして来るのだろうか?」と漠然と思っていたが、あれから四半世紀が過ぎ、ついにその時が来た!というべきじゃろう。 そして黒人初のアメリカ大統領オバマ氏は「チェンジ(変革)」をスローガンに掲げて登場してきたので、「ライブ・アンド・デンジャラス」の中のフィルの予言ともいうべき言葉は、半分は当たったというべきじゃろうな!

 シン・リジ―のフィル・ライノットは白人と黒人の混血であり、その血故に他のロッカーとは一味違う独特のメロディーとリズムを作り出すシンガー兼ベーシストじゃった。 80年代になってその人気は失速して、フィルは失意のうちにアル中で亡くなってしもうた。 もし存命していたならばきっとオバマ氏の選挙活動に一役かったんじゃなかろうかと思いながら、久しぶりに「ライブ&デンジャラス」を聞いてみた。 
 当時のライブ盤としては驚くほど演奏がクリアに収録されており、フィルの歌う歌詞の一節、一節がはっきりと聞こえてくる。 フィルの歌詞の世界には、よく欧米の民話や民謡の世界が絶妙にブレンドされており、神様から授かった人間の根源的なパワーの力強さ、人類が力を合わせることの尊さが、控え目だが確実に主張されておる。
 フィルだけじゃないじゃろう。 その絶世の歌唱力で黒人音楽と白人音楽の奇跡的融合を「ロック」というスタイルで完成させたエルヴィス、あらゆる人種の感性を突き抜けた崇高な次元でギターと格闘していたジミ・ヘンドリック、ネイティブ・アメリカン・プレイヤーとして黒人からも受け入れられたジョニー・キャッシュ、ブルースに愛され、ブルースに葬られたジャニス・ジョプリンなどなど、既にこの世にいない偉大なロッカーたちはみんな人種の壁を越えた部分で「ロック」しておった。 そんな彼らは、人類史上初の黒人大統領の誕生に天国から拍手をおくっているに違いない!

   


      
 LOVE ME TENDERというSHOPに出会えてホントに良かった、ありがとう!!!!
 
 2009年1月18日という日だけは
た、頼むから・・・いや、オ・ネ・ガ・イ・だ・か・ら! !どうかやって来ないで頂きたい・・・・冬のオリオン座にひざまずいてそう幾度も手を合わせても、時というのは非情にも必ずやってきてしまう。。。 前夜の17日ほど、時間よ絶対に止まれ!! 夜明けはイランって思った日はない。

 突然の閉店発表から、およそ2カ月があっさり経過し、先日、遂にこの日が訪れてしまいましね。

 ラブテン、ゲットバック、ギミシェル・・・・ロックンロールミュージアム!!
好きなもの同士が集まれるお店の閉店は、極まりなく残念というよりショクそのものでした。

 このお店を通じて、素晴らしい出会いをどんなに沢山頂いたのだろう?
中でもLOVE ME TENDERは、私の人生をより楽しいものにしてくださいましたし、このお店が世に出現しなかったら、間違えなくこのTHE KINGは生まれていなかったし、きっと別の人生を歩んでいた事でしょう。

 そんな場を四半世紀にも渡って、当たり前のように営業し、当たり前のようにカタログを送り続けてはキープして下さった運営会社の株式会社ジャパンオールラウンドミュージックの西川代表、各店長様、スタッフ様、また原宿ジャックスの佐藤店長はじめ、御協力頂きました周辺のショップの方々、早稲田ツイスト研究会の皆様や言い出したらキリが無いのでありますが・・・・・私はOBという身ではございますが、どうもありがとうございましたという感謝の気持ちでいっぱいです。

 1月18日、当日、やはり最後の姿を見るには、チョイとツライものがあり、閉店間際にそぉ〜っと行ってまいりました。夜の8時にもかかわらず、まだ店内にFANSがギッシリつめかけている状態で、その誰もが、この場所にまだ居たいって言わんばかり。そんなFANSに向けて、14日の朝日新聞では、この広告代って、もはや都内のマンションが買えるのでは?と思われる全面広告をド〜ン!と出し、FANSに「みなさん、ありがとう」とメッセージを贈ったロックンロールミュージアムのイキなハカライにはドギモを抜かれました。とんでもない!! お礼を言いたいのはこちらの方で、心のそこからお疲れ様でしたそしてありがとうございましたと言い返したい。お店が無くなってしまったのは残念でもあり、実に寂しい気持ちだけども、閉幕は復活劇へのいわばスタート地点。きっと銅像も皆様が納得される場所に誘致して下さる事でしょうし、今後のwebでの展開も大いに期待しております。

 そして、願わくばというよりも・・・・
私はこのミュージアムが 絶対に!! 復活してくれる事を熱く望んでおりますし、そう信じております。
 
 



   ラブミーテンダー
       ラブミーテンダー          ナッソージャケット
                   
 日曜の20時過ぎでもまだこの賑わい!
誰もが帰るのが惜しい気分。数分後、銅像閉幕式が行われ、ELVIS像に幕がかけられ終了という運びに。
       ホースシューリングオフィシャル化案で、それを実現してくれた船橋店長はTHE KING販売部に一番最初に訪れたお方。ぐぐっとくる写真集を発見し、店頭最後の購入者はアタシャだったとか。          左、西川代表と右はGET BACKの初期店長の高橋氏。結局飲み足らないメンツで更にもう一件。2時過ぎまでしっかり飲み、翌日は完全にアタシャ、ノビタ君。
 


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