ROCK FIREBALL COLUM by NANATETSU Vol.38
わしの頑固ロック魂の根底に流れるブルース・スピリッツに欠かせない特注ゴールド・ハープをクリックしおったな! うむ、ご期待にたがわず年の瀬に向けてスパートかけるぞ〜!! しかしまあつい先日まで記録的な猛暑にうんざりしていたと思っておったが、早くも師走を意識する季節じゃのお。 電車の中吊り広告には、既にホテルのクリスマスや年末のプロモがスタートしておる。 「人生行き当たりばったり」のわしには到底ついていけんスピードじゃわい! そいでもって、今年も大勢の日本人が海外で豪華なお正月を迎えられるんじゃろうなあ〜。 またまた自らのお財布の薄さを痛感するわしじゃが、まあここは社会貢献の一環として(笑)、ロックファンのためのオススメのホテルをご紹介してしんぜよう。 旅がらす七鉄が宿泊した世界中のホテルは、ゲストハウス(安宿)も含めれば、その数はざっとイチマンは下らんぞぉ〜。 ナッソー羽織って、ピストルパンツかまして世界を股にかけとるわしじゃあ〜。 そんなホテルのエキスパート(ジャンキー)七鉄からの進言じゃぞ、 こいつは心して参考にするべしってもんじゃ! 七鉄の世界ロックホテル紀行 その1 旅は酒連れ、ナリはナッソー!泊まるホテルはロックン・ロール!! |
七鉄の酔眼雑記 この「酔眼雑記」もここんとこスポーツ・ネタが続いておったから、今回は別モンでと思うとったが、またまたスポーツ界で「けんけんがくがく」があったもんで、わしとしては黙っとる訳にはいかんようになった。 先日幕を閉じたプロ野球日本シリーズでの大事件、「完全試合目前の投手」を交代させたドラゴンズ落合監督の采配じゃ。 大騒ぎするに値するネタではあるが、わしは世間が議論するべき視点、論点がズレておると思うぞ。 日本シリーズ史上初の完全試合まで残り1イニングの山井投手の手のマメが潰れていたとか、最小得点差だったとか、チームの53年ぶりの日本一が目前だったとか、そういう状況は一切関係ない! 我々が議論するべきとこっつうのはな、山井投手がどうして空前絶後の大記録に向って自ら続投を志願しなかったか、っつうこっちゃ。 1956年のアメリカ・メジャーリーグ「ワールドシリーズ」において、史上唯一の完全試合を達成したドン・ラーセン投手のコメントを紹介しよう。 「最終回は心臓が張り裂けそうで足腰はガクガクだった。 誰かオレを助けてくれって心の中で叫んでいた」 とまあこんな具合であって、ラーセン投手はすさまじいプレッシャーに打ち勝って大記録を達成したという訳じゃ。 山井投手には、ラーセン投手のようなプレッシャーと戦う気力も、日本人初の栄冠を奪取しようとする意欲もなかったんじゃろうな。 千歳一隅の栄冠を拒否してまで安全パイを選択するような選手、またその選手を容認する監督を作り上げたのは、どこのどなたさんかい?とわしは言いたいのじゃ。 「チームの勝利優先主義」「分業至上主義」という球界の時代真理を貫いた落合監督、それに従った山井投手にはなんら問題ない。 ただし例外が求められた場合に、果敢に挑戦しようとする規格外の選手たるべき心技教育を怠っていた球団及び球界全体の問題じゃよ。 プロ野球選手は、庶民に夢を与える立場にあるんじゃ。 そんな彼らを企業組織の一員みたいにかこっているから、今回のような問題が起きるんじゃよ。 問題を起こした個人ばっかりを攻撃するのは日本人の悪いクセじゃ。 彼らを統括する組織、協会のあり方を根底から問い正さんと何も変わらんぞ。 そして組織、協会の重い腰を上げさせるのは事件の質や有識者の見識ではなく、庶民の声なんじゃ。 だからこそ諸君、視点、論点を間違えて意見してはならんぞ! |