NANATETSU ROCK FIREBALL COLUM Vol.301


 300回突破記念として「七鉄の愛してやまないヒーロー/ヒロイン・シリーズ」を4回連載でやったんで、今回はまったく趣向をかえたコラムを書いてみようかのお。といっても、自分のロック嗜好のとりあえずの総決算をやったんでなかなかアイディアが出てこないのが本音じゃ(笑)  ってなわけで、今回は15年ぶりに職にありついた、わしの第二の故郷ともいえるバンコクのネタを久しぶりにお届けしてみたい。



■ 序章~日本人旅行者年間157万人、日本人タイ在住者10万人以上! ■

 米クレジットカード大手マスターカードが毎年発表する「世界渡航先ランキング」によると、2017年中に最も多くの外国人旅行者が訪れた都市はバンコクじゃ。 今回の調査は世界162都市を対象に実施。 バンコクは3年連続の1位じゃ。 休暇と業務出張を合わせて約2005万人が同地を訪問・滞在したらしいぞ。
 またタイ国政府観光庁の発表では、タイ国全体での外国人旅行者は3400万人にものぼった。 うち日本人旅行者は157万人前後で、この数字も年々増え続けており、前年比7.3%増で過去最高を記録しとる。 3400万人のうちの157万人って少ないように感じるが、人口10億以上の中国から約1000万人がタイを訪れておってダントツの第1位。 更にマレーシアやラオスなどの近隣諸国からの労働者たちのタイ入国を除けば、中国、韓国に次いで日本人旅行者の数は第3位じゃ。

わしがバンコクで編集者として仕事をするのは、正確には2003年以来15年ぶり。 15年といやあひと昔どころか、時代の変化の速い現代ではふた昔って言えるだけに、そのギャップを感じながら仕事をしておるのじゃ。 15年という時の流れの中で、バンコクという大都会が如何に変わったか、わしがひしひしと感じる変化ってもんをご紹介してみたいので、今後バンコクを旅行で訪れてみたい、住んでみたい、なんて考えておる方がいらしたら是非とも参考にして頂きたい。
 予め記しておくが、わしの現在の逗留地はスクンビット地区、職場はシーロム地区という場所であり、この両地域において生活をして仕事をする分には、何ら日本と変わらない環境で過ごすことが出来るのじゃ。バンコクとはいえ、まだまだ日本の大都会と比べれば断然遅れているなんて想像しておったら大間違いですぞ!

(上写真~バンコクの高層ビルで2番目に高い、ホテル・バンヤン・ツリー屋上のスカイバー。 バンコクのセレブたちの間でスカイバーは大ブームであり、バンコクが舞台になった映画「ハングオーバー2」でもスカイバーでのパーティーシーンが登場する。
ちなみにわしは、2001年のニューイヤーの日の出をこのバンヤン・ツリーの屋上から撮影して、情報紙のトップページを飾ったことがあるのじゃ。 当時まだバーはなかった!)

■ 第一章~増え続けるバンコクの日本の若者たち ■

 どうしてタイ・バンコクにいる日本人が増え続けるのか? その理由は至って簡単じゃ。 まず、日本とバンコク間を直行で往復する格安航空会社は長らく「エアアジア」1社だけじゃったが、ここ1~2年で「ノック」「スクート」「ピーチ」が参入して就航数が増えて値段競争が始まったからじゃ! もう1年中気楽にタイへ行ける時代になったのじゃ。
 おまけに、ネットにはタイ関連のブログが乱舞しており、東南アジアの中ではタイがもっとも治安が良くて、食べ物が美味しくて、快適に生活できることが日本中に知れ渡りつつあるからじゃ。
 
 またバンコクの日系企業も、日本から駐在員を派遣するのではなく、現地採用という雇用形式で日本人の若者を採用する方針に変わったことも大きい。 だから、ちょっと外国に遊びに行ってみよう、仕事でもやってみよう、なんていう日本人にとってはタイ/バンコクはうってつけの国/都市になったのじゃ。
 15年前は日本の中高年が多かったバンコク、若者に会いたければ安宿街か安酒場ってのが相場じゃったが、今では中心地の至る所で若者が多いという印象が強い。 バンコクの日本人社会も明らかに変貌を遂げたのじゃ。

 それからこれはタイ・バンコクに限らず東南アジア全般に共通しとる現象じゃが、日本人だけではなくて、韓国人や中国人が恐ろしく増えておる。 少人数で行動を共にする日本人に対して、韓国人や中国人は大勢で群れる傾向が強いので印象がとても強いんじゃな。
 特に韓国人さんたちは、日本人が行く所を嗅ぎつけて追いかけてくるからすぐに分かる! わしとしてはお隣さんの国民だから努めて韓国人さんとは仲良くするようにしとるが、彼らはこの頑固七鉄をどう見とるのか?(笑) ご立派なのは、韓国人さんの方が日本人より英語が上手い方が断然多いことじゃな。 繁華街の看板も日本語表記と並んで韓国語表記も多くなったもんじゃ。

 一方欧米系の人たちじゃが、バンコク中心地は15年前より高齢者が増えた印象が強い。反対にバンコク郊外においては現役バリバリの欧米人が増えておる。 彼らの活動の拠点が中心地から郊外へ移動したってことじゃろうな。 英字情報紙も、日本語情報紙よりも郊外のネタが増えておるのもその証拠と言えるじゃろう。 日本人は本国に比べてちょっとでも不便だとブツクサ言うが、欧米系の方って意外と現地適応能力が早いからこういう現象が起きるのじゃろう。 まあわしはちゃっかり英字誌もチェックして、バンコクのより幅広い情報を得る努力をしとるってわけじゃ!


■ 第二章~日本と同等以上のインターネット環境。タイ人はI-PHONEが大好き! ■


 まず現代人最大のライフラインともいえるインターネット環境じゃが、バンコクはずばり日本と同等以上じゃ! わしは先日500バーツ(約1800円)で一ヶ月使いたい放題のプランを買ったばかりじゃが、通信速度も快適そのもの。 テザリング機能を使えばPCでも使用できるから何ら問題なし! 月ごとのチャージもコンビニで簡単に出来るから、この便利さも日本とまったく変わらないじゃろう。

 “日本と同等以上”とまで書いたのは、日本よりもwifi環境が充実しており、仮にネット会社のシステムが突然の機能不全に陥っても街中の飲食店のwifi電波が乱舞しとるんで、緊急の場合は店に入ってワンドリンクでもオーダーすればパスワードをもらえるのじゃ。 こんな事は15年前のバンコクでは想像も付かなかった快適さじゃ。 街行くタイ人たちも、日本国内の日本人たちと同じで、歩きスマホ全盛時代を迎えておる!

 ネット事情のお次はスマホ流通事情じゃが、これもまた凄まじい勢いでいろんな機種が出回っておる。 しかしお値段の方は、日本より物価が安いタイとはいえ、スマホの新機種のお値段は日本以上。 わしは昨年一期型落ちのアンドロイド搭載のHUAWEIを買ったが、日本の四分の三ほどのお値段。
 もっともタイ人に人気がある機種はI-PHONE!最新型も1~2期の型落ちも日本より2万円近く高いが、それでもタイ人のI-PHONE愛用者は驚くほど多い。 ホント、タイ人ってお金持ちになったんじゃなあ~と実感する。 ちなみに、もし“落としたいタイ人女性”がいたら、まず最新型のI-PHONEをプレゼントするのが口説きの必須条件らしい(笑)


■ 第三章~英語通用度が大きくアップ ■

 いかにネット環境が快適とはいえ、所詮外国におるわけじゃから、最大の障害は言語じゃ。 ところが最近のバンコクでは英語の通用度が俄然アップしとるのじゃ。 というのも、外資系企業の数が増大して、英語を話せる従業員のお給料が跳ね上がり、若いタイ人たちが積極的に英語を勉強するようになったからなのじゃ。 一時は日本語勉強ブームも起きたもんじゃけど、日系企業よりも欧米企業の大掛かりな進出の方が多いので英語の必要性が高くなったというわけじゃ。
 正直なところ、会社社員同士の付き合いをタイ人としておる場合、日本の若者よりもタイの若者の方がはるかに英語が上手い者が多いことに驚いてしまう。 それも聞きなれないタイ人英語ではなくて、学校でしっかりと勉強してきた正しい発音による英語だから、わしなんか逆に自分の英語力が恥ずかしくなってくるぐらいじゃ。 特にタイ人女性は上手じゃよ! わしの会社のアメリカ人オーナーが言っておった。ジャパニーズ・イングリッシュよりもタイ・イングリッシュの方がかわいく聞こえて分かりやすいって!

 実はつい先日、わしは接待されていわゆる夜の街に案内されたんじゃけど、ある高級バーでわしが指名したオネーサンがたまたま昼間は大学生さんじゃった。 オネーサンから「英語も日本語も話せますけれど、出来れば英語で会話してもらえますか?」って頼まれてしもうた(苦笑) 「やかましーわい! わしゃー日本人なんだから日本語を使わんかいバカモノ!」とも言えずに躊躇しとったら、「お願いです。 私の英語の勉強にお付き合い下さい」って押し切られた! 昼間は大学生とはいえ、夜のオネーサンから言語指定されるなんてビックリしたもんじゃ。



■ 第四章~日本料理店3,000店突破!自炊派も食材入手に苦労なし!! ■

 何をするにもネット以上に重要なのが御食事事情。 果たしてバンコクで美味しい和食が食べられるのか? 15年前も悪くはなかったけど、今は格段に進歩して、日本料理店の数はバンコクだけで3,000店を突破! 定食屋さん、牛丼屋さん、とんかつ屋さん、居酒屋さん、本格的和食屋さん、寿司刺身屋さん、うなぎ屋さん、鍋料理屋さん等など、「ここは日本かよ!」っつうぐらい、もう食べられない物は無い! まあ一年もすれば3,000店が淘汰されるじゃろうが、減った分だけ新しく進出してくる店は続くじゃろうから、この異常供給状態は当面変わらんじゃろうな!

 単純に日本料理店の店舗数の増大よりも、日本人の板前さんが増えて、料理をタイ人任せにしない店が増えたことも特徴じゃ。 その分お値段は15年前よりもぐぅ~んとアップ! 定食100バーツ前後(約350円)だったが、今では約倍じゃ。 まともなラーメン一杯、チャーハン1皿200バーツ(約650円)で日本と変わらない。 居酒屋でちょっと羽目を外して飲み食いすると、お一人様約1,500バーツ(5,000円)なんて珍しくない。

 一方自炊派の方々への情報じゃけど、日本料理店の数は増えておるのに、日系スーパー、食材屋さんは15年前からあまり増えておらん。 大手だとマックス・バリューぐらいじゃ。 ちょいとこの原因を探ってみたんじゃけど、何のことはない、タイ・スーパー、欧米系スーパーでも日本食関連の食材や調味料が数多く取り揃えられるようになっておったからじゃ。

15年前は日本直輸入のマヨネーズ等の各種調味料、インスタント食品なんかはバカバカしいぐらい高値じゃったが、今は日本の約倍ぐらいの値段に落ち着き、またタイ系、欧米系スーパーは現地生産の日本式調味料やインスタント食品を売っておって、特売日を狙っていけば大体日本と同額ぐらいじゃ。

 それから「タイ米はパサパサして不味い!」って信じておる方はよお~く覚えておくように。タイ米の進化も素晴らしくて、最近は“おかず・ぶっかけ飯”用じゃなくて、白米だけでも充分食べられるクオリティのタイ米が増えておるぞ!週末は自炊派のわしも、ただいまタイ米を美味しく頂いておりまする!


■ 第五章~“飲める”現地醸造酒の選択肢が拡大!一方喫煙者は嫌われる一方!? ■

 さてお待ちかね、お酒事情じゃ(笑) この部分に関しては、この2~3年で事情が様変わりしたので要注意! まずビールじゃが、「ビア・シン(シンハー)」(大瓶1本62バーツ=約200円)、「ビア・レオ」「ビア・チャン」(いずれも52バーツ=約150円)というタイ産ビールの布陣やお値段は変わっておらんが、「ビア・チャン」が「ビア・チャン・クラシック」と称してお味を改良してクオリティ・アップ。 日本ブランドは15年前は「アサヒ・スーパー・ドライ」だけじゃったが、今は「キリン一番搾り」そして「サッポロ」まで登場!ただし「サッポロ」はベトナム産なのでお値段が倍近く高い。

 欧米系ビールでは「ハイネケン」(約200円)の独占状態が長らく続いておったが、つい最近になって意外なライバルが出現。 ドイツのスピルナー・ビールを忠実に再現してみせたという触れ込みのタイ国産ブランド「フェデルブロウ」じゃ。 個人的には本場モンの様にガツンとこないタイ産「ハイネケン」よりも「フェデルブロウ」の方が好きなんで大歓迎! かつて「クロスター」を撤退させた王者「ハイネケン」じゃが、果たして「フィデルブロウ」の普及やいかに?

 欧米系ウイスキーにおいては、酒の関税が高いタイではとても気軽に「ジャックダニエル」や「ホワイトホース」レベルの大衆ウイスキーでも飲めない。 大瓶1本3500~5000円がザラなのじゃ。 これは国内醸造者を守る政府の方針なんじゃろうが、それに応じて最近になってようやく“普通”に飲めるタイ産ウイスキーが増えた。 代表的銘柄は「285」「センソーン」「クラウン99」。もっともウイスキーと言っても、米焼酎とサトウキビ焼酎を上手にブレンドしてウイスキーに似た味にして、色もカラメルでウイスキー色にしたもの。 これらが大瓶で250バーツ前後(約800円)じゃ。
 さらについ最近セブンイレブンでしか売られていない、韓国焼酎に似たお味の格安米焼酎「タワンデーン」が登場。 これが大瓶150バーツ(約500円)! これまで挙げたお酒の銘柄は、既にかなり飲んでおるんで(笑)、飲み口が良く、二日酔いや悪酔いの無いことだけはこのわしが保証しよう!

 一方、愛煙者にとってはバンコクはどんどん肩身が狭くなってきておる。 純然たるバー以外では、喫煙はほとんど禁止。 「タバコを吸う者は、貧乏人か肉体労働者だけだ」ってな風潮がタイ国全体で強まっておるんで参るわな。 タバコの値段上昇率が一時期激し過ぎて、国内タバコ生産者から政府にクレームが入ったぐらいじゃ。 わしの会社でも、喫煙者はアメリカ人オーナーとわしの二人だけであり(汗)、非常に肩身が狭い、どころか犯罪者気分! タバコのポイ捨て罰金も、15年前から5倍の2,000バーツ(約7,000円)! そのお陰でバンコクの路上から吸殻がほぼ消えておるがな。
 ちなみにわしが吸っておる東南アジア産キャメルは、一箱60バーツ(約220円)。これ以上安いタバコは不味くてキツクテ吸えない。 これも政府の嫌煙セクションの陰謀じゃ~。タイの政府は時折極端な法令を発表して庶民からひんしゅくを買い、短期間の内に改正されることが多いが、タバコに対する締め付けだけは緩めてくれないのが現状じゃ。


■ 第六章~変わらぬ大渋滞も、通勤便利さは改善!? ■

 バンコクの“悪い名物”の代表と言えば、もうどうにもならない朝夕の道路の大渋滞。 20年前に高架鉄道が出来、12年前に地下鉄が開通したものの、焼石に水!と思っていったが、実際に会社勤めをしてみて分かったことじゃが、朝夕の高架鉄道や地下鉄の本数が開通当時の倍以上になった上に、フレックス制を導入したり始業時間を遅らせた会社が増え始めた為か、意外と道路渋滞とは関係無しに通勤出来るようになった。
 わしの勤める会社も午前10時半出勤。 高架鉄道と地下鉄を乗り継いで約35分で出勤出来るからノープロブレムじゃ。 もっとも、お車で通勤されるお偉いさん方は相変わらずの渋滞地獄じゃろうけど、そんなのはわしにはカンケーネー!(笑)

 ただしわし仕事は内勤ではなくて、昼夜にわたって取材や営業周りが多いので、高架鉄道や地下鉄の駅周辺ばかりウロウロしてたって始まらん。 駅から徒歩圏内にない場所へ移動する時は15年前と同じくバイクタクシーじゃ。 このバイクタクシーの値段上昇率がバンコクの物価上昇率に比べると低いので助かる(笑)しかもドライバーの数がやたらと増えたので、利用にはまず不自由なしじゃ。 人によっては色んな情報をくれるドライバーがおるのは15年前も今も同じじゃ!

 ちなみに通常タクシーの値段上昇率もバイクタクシー同様に低い。 バンコクのタクシー代は東南アジア有数の低価格なのじゃ。 一説によると、凶悪犯以外の犯罪者がシャバに出た場合にもっとも就職しやすい職がタクシードライバーらしく、彼らの更生プログラムの都合上でタクシー価格を低く抑えておるとか。 つまりすぐに平均的収入者になってしまうと罪の再発の恐れがをあるからだとか!?
 交通機関の進歩と言えば、更にタイ国内の空の便の充実も見逃せない。 ビーチ歓楽地パタヤや南の島への便だけでなく、バンコクから700キロ離れた北都チェンマイへも僅か40分、時期によっては5000円程度でチケットが買える時代になった。


■ 終章~お金の無い日本人はもはやお呼びじゃない!? ■

 その他のバンコクの進化の代表例は、半ばスラム化していた広域のバービア地帯や安アパート地帯が次々と更地にされ、今では大型ホテルやコンドミニアム(大型マンション)に様代わりしている(建築中)ことだ。
 それに伴って数多く路上にひしめいていた屋台も法令によって一斉に姿を消したのじゃ。 二、三ヶ月前に「週末のみ路上屋台復活」のニュースが流れたものの、結局開店許可代やショバ代が高価だったらしく、あらためて店を出そうとする者は極めて少なく終わった。

 留まる事を知らないようなバンコクの進化と外国人に流入状態。 もうバンコクはタイとは言えないかもしれない。 かつてわしが定義した通り、バンコクはシンガポールに次ぐ東南アジア第二の大都市国家へと成長を続けることじゃろう。 日本人特有の東南アジアに対する根拠の無い上から目線で、「所詮東南アジア、所詮バンコク」なんてもう時代遅れ。 想像以上の発展を続けておるのがバンコクじゃ。 タイ特有の情緒、旅愁なんかはもうバンコクに期待する方が間違っておるのかもしれんな。

 また最近お見受けするんじゃが、日本から視察にきた高齢の業者さん等が、低コスト目当てで製品のサンプルをバンコクの業者に発注すると「やっぱりこの程度のクオリティかよ」なんて馬鹿にする声を聞くが、それは低コストの業者ばかりを相手にしておるからじゃ。 それなりの予算を出せば、相応のクオリティを期待出来る時代になっとるぞ。 おしなべて言うと、セコイ日本人はバンコクではもう相手にされないってことでもあるんじゃよ。
 そこんとこをご理解の上、もしバンコクにお立ち寄りの際には、様々な人種が旅を旅を楽しんだり、新規事業を立ち上げたり、数多くの日本の若者が働いておるバンコクをどうか楽しんで頂きたい!

(上写真~わしの職場から徒歩約20分にあるバー「wongs place」。 1970年代から営業しており、まだPCもスマホもインターネットも無い時代のインドシナ戦争の取材でバンコクに立ち寄った世界中のジャーナリストたちの情報交換の場所じゃった。 わしもミレニアム前後からよくネタ探しに訪れたもんじゃ。 当時のオーナーは既に故人となり、現在は気のいい弟さんご夫婦が経営されておる。 バンコクの法令を無視して朝まで営業しており、表の看板の照明を落とした夜12時以降になると、“良いネタ”をもった興味深い欧米人たちが集まってくる(笑)



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