NANATETSU ROCK FIREBALL COLUM Vol.232

■七鉄のロック回り道紀行〜東欧・ギリシャ編
 ひっさびさのアメリカンコートの新作に、日本から遠く離れた外国にいるわしも興奮気味じゃ。 今はギリシャにおるが、昼間は割と暖かいが夜は一気に冷え込むんで外出は控えにゃならん。 あ〜このコートがあれば体温激昇!で夜歩きなんざなんのそのじゃ! 諸君もコーフンし過ぎることなく、夜遊びもほどほどにな! 
 さて、ギリシャと言えば何はともあれ「ギリシャ神話」じゃ。

「ギリシャ神話は古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、特に、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。
 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。 中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話はインスピレーションの源泉であった」


 以上、白文字部分はウィキペディアからの引用じゃが、要するにヨーロッパ人の精神の奥深くにはギリシャ神話が息づいており、有形無形で彼等の生活の中に反映され続けておるってこっちゃ。 そしてロックにおいてもギリシャ神話の影響は顕著であり、わしもロックを通じてギリシャ神話の世界を(少しだけ)知ったもんじゃ。
 なんせ登場する神々が複雑多岐に渡り、たった一人の生い立ち、性格、名前を覚えるだけでそりゃもう大変であり、脳みそがスポンジみたいに柔らかい少年時代じゃないと、とてもじゃないがアタマに入らんわい! それでもロックのお陰でギリシャ神話の一部だけはいまだに頭の中に残っておるんで、ギリシャに来た記念として、観光案内とか国家紹介ではなくて、諸君にそいつと関連付けできるロックの作品をご紹介しておこう!


七鉄のロック回り道紀行〜東欧編 Vol.6 ギリシャ編
ギリシャ神話が活躍するロック・ナンバー&ジャケット!


■アキレウス(アキレス)〜アキレス最後の戦い/レッド・ツェッペリン
 「アキレウス」は、ギリシャ神話の中で有名な英雄の一人。 トロイア戦争という大きな戦において、たった一人で形勢を逆転させた勇者であり、
その最期は弱点でありアキレス腱を射抜かれたのじゃ。 日本ではこの「アキレス腱バナシ」が有名であり、その人の弱点を「アキレス腱」などと言うが、アキレウス自体は怪力無双のキャラなのじゃ!
 また駿足でも名高く、西洋では足がべらぼうに速い人物を「あいつは、アキレスだ!」などと形容するのじゃ。この辺の習慣を日本に取り入れたのがスポーツシューズ・メーカー「アキレス」じゃ。 
 
 この「アキレスウス」の最後の勇姿を讃えるがごとく壮大なハードロックの名曲を作り上げたのがレッド・ツェッペリン。敵を次々となぎ倒しながら疾駆するアキレウスの駿足の情景をロック史上最強のドラマーじゃったジョン・ボーナムのドラムが見事に表現! ジミー・ペイジの唸りをあげる無駄のないギター・リフは、アキレウス必殺の剣の舞じゃ。 ロバート・プラントの淡々としたヴォーカルは、アキレウスの繰り広げる戦いの様を語るナレーションのようじゃ! ギリシャ神話を取り扱ったロックナンバーの中では、わしは最高傑作曲じゃと思う!


ポセイドン〜ポセイドンの目覚め/キング・クリムゾン

 「ポセイドン」は、海と地震を司る神じゃ。 最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇り、全海洋、全大陸はポセイドーンの力によって支えられておる。怒り狂うと、強大な地震を引き起こして世界そのものを激しく揺さぶるのじゃ。
 
 プログレッシブ・ロックの雄キング・クリムゾンは大傑作のデビュー・アルバムに続くセカンド・アルバムにおいて、このポセイドンの絶大な存在力と権力とを作品のモチーフに引用。 ただし歌詞が難解過ぎて、ポセイドンを「平和の使者」もしくは「諸悪の根源」として位置づけしとるのかが、アタマワリーわしにはよおわからんわい。
 タイトル・ソングは個人的にはクリムゾンのベスト・チューンともいえる大傑作であり、ポセイドンが創出する大海の波を思わせる幻想的なメロトロンの調べ、海にも確かに命があるように思わせる起伏に富んだ変幻自在なドラムは必聴のプレイ。1990年頃にANAのCMソングに使用されて仰天、感動した強烈な思い出がある!

 ちなみに日本語のタイトルじゃが、これは随分後になって誤訳と判明。原題In the Wake of Poseidon の「wake」は動詞(目覚める)ではなく名詞(航跡)として扱うのが正解らしく、正確な訳として「ポセイドンの軌跡を追って」といった感じになるらしい。


■オイディープス(エディプス)〜ジ・エンド/ドアーズ

  ギリシャ神話の中では一般的にはもっとも誤解されておるキャラの一人がオイディープス。 首都テーバイの王であったが、父親を殺害し、母親と親子婚をしてしまうトンデモネー野郎とされており、心理学上においても、「母親を欲するがあまり、父親に強い対抗心を抱くという、幼児期、少年期における心理の抑圧」を「エディプス・コンプレックス」と呼ばれておるほどじゃ。
 しかし実際には、両親に捨てられて山奥で羊飼いに育てられながら特異な才能が育まれ、やがて首都テーバイの王にまで上り詰めた強者であり、その過程における父親の殺害、母親との結婚は、実の両親と知らずに及んでしまった悲劇だったのじゃ。

 オイディープス(エディプス)の生涯の真相はさておき、「エディプス・コンプレックス」の表層を「行き場を失った彷徨える若者」の心情になぞらえて表現したのが、悪名高きこの曲じゃ。 「父親を殺し、母親と〇る」という歌詞はロック史上最大の衝撃的なフレーズであり、レコードでは「母親と」の次のフレーズは当然カットされておる!
 ラーガロックのフレーバーを漂わせながら不気味でスローに展開されていくサウンドの中で、ジム・モリスンは「人生の終わり」を悟る情景をエキセントリックかつシンプルな言葉で朗読を続け、クライマックスにおいてこの猛毒のフレーズを炸裂させるのじゃ。
 

■ヒュアキントス〜ヒアシンスの家/ドアーズ
 
 わが青春のドアーズ!からもう一曲(笑) 「ヒュアキントス」は、ギリシャ先住民族の中の「植物の神」じゃ。 詩歌や音楽などの芸能・芸術の神アポロンと親友であったが、ある日ヒュアキントスとアポロンは仲良く円盤投げに興じておったが、二人の仲に嫉妬した西風の神ゼピュロス(ゼファー)が、アポロンの投げた円盤に“風の悪戯”を仕掛け、円盤はヒュアキントスの頭部に当たってヒュアキントスは絶命する。 親友の死に嘆き悲しむアポロンの涙とヒュアキントスの流した血が混ざり合った地面には美しい花が咲いたと言われる。 それがヒアシンスじゃ。

 この美しい友情神話(美少年愛神話?)がベースになった詩人ジム・モリスンの歌詞を元にして、ドアーズは美しい小品を残しておる。 デビュー当時は「ロック界のアポロン」とも言われたジム・モリスンじゃったが、純粋に同じ趣味に興じてくれる友、自分の死を嘆き悲しんでくれる友を求めるように、「俺には新しい友達が必要だ」と淡々と歌っておる。 ジムは「アポロン」ではなく、「ヒュアキントス」のような儚くも美しい伝説を残す存在になりたかったのかもしれんな。


■オルフェウス〜アクロス・ジ・ユニバース/ビートルズ

 ギリシャ神話上最高の詩人にして音楽家だったと言われておるのが「オルフェウス」。 アポロンより竪琴を授かり、彼の作る詩とその音楽は、野獣も山川草木も聞きほれたと伝えられておる。
 愛する妻が毒蛇に噛まれて死亡すると、冥界まで赴いて歌と演奏を披露し、冥界の王ハーデースに妻の返還を求めたという。 オルフェウスの音楽に心打たれたハーデスは、オルフェイスの嘆願を受け入れたのじゃ。 まあこの話はオルフェウスの音楽家としての才能を賛美する一方で、冥界の王まで感動させる「音楽の力の偉大さ」を伝えておるわけじゃ。

 ビートルズの中でも、とりわけジョン・レノンはこの話を気に入っていたらしく、彼の書いた「アクロス・ザ・ユニヴァース」はオルフェウス神話に“力づけられて”書かれたという説もあるらしい。
 美しいメロディーとは裏腹に粋な言葉遊びをしておるような歌詞じゃが、これは「自分の音楽の力強さ」のジョン・レノンなりの比喩らしい。 ほんの一時期は「人生の師」と仰いだインド人宣教師が偽物ではないのか?と疑ったジョンは、再び自らの音楽活動に戻った際に、自分自身を信じ切るためにオルフェウス神話を念頭に置いたという。 まあほんとか嘘かシラネーけど、いい説ではあるな! 曲も素晴らしい!!


■ヒュペリオーン〜ハイペリオンの堕落/ロバート・ジョン・ゴドフリー

 「高みをいく者」「太陽神」として、ギリシャ神話の中ではアポローンやアフロデティと並ぶ人気者(笑)がヒュペリオン。 円の中に笑顔があり、円の周囲にはいくつもの波のような曲線が描かれている愛すべき太陽の図みたいなのがあるな。 あれがヒュペリオーンじゃ。 天体の運行と季節の変化の関係を人々に教えたとされる神様でもある。

 ロバート・ジョン・ゴドフリーってのは、70年代のカルトチックなプログレ・バンドじゃったエニドのリーダーであり、そのサウンドにはロバートのクラシック音楽大好きの嗜好が反映されておった。 このアルバムではヒュペリオーンの存在意義をクラシック・ロックであくまでも美しく壮麗に描きたいというロバートの美意識が結晶した知られざる名盤! 発表は1973〜4年だったと思うが、77年頃1500円シリーズで再発売になった時はソッコーで入手したわしにとって忘れられないアルバムでもある。
 なお発売当時の邦題は「太陽神ヒュペリオンの堕落」じゃったが、21世紀に再発された盤は「ハイペリオン」になっておった。ギリシャ人たちはヒュペリオーンと呼んでおるようじゃがな。


■メデューサ〜恐怖の頭脳改革/エマーソン・レイク・アンド・パーマー
 

 ギリシャ神話に登場する神々の中でも、もっとも恐ろしいキャラとして有名なメデューサ。 元々は美しい長髪をもつ美少女であり、上記のポセイドンの愛人であったのじゃ。 しかし処女女神アテーナーの神殿でポセイドンと交わったことでアテーナーの怒りを買い、髪の毛一本一本を蛇にされてしまい、また彼女に見つめられた物はすべて石と化してしまう怪物女として生まれ変わってしまったのじゃ。

 このメデューサの魔力を70年代に流行したアイディア・LPジャケットにおいて効果的に使用したのがEL&P。 左右両方から閉じられている扉を開くと、目をつぶったメデューサが登場。 収録された音楽はバンド史上最高傑作と言われるすさまじいハード・プログレであり、ジャケットのメデューサの瞳は開かなくてもサウンドの凄まじさに聴く者が硬直してしまう!というアイディアじゃ! なおEL&Pは、正式デビュー寸前までグループ名は半身半魚の神「トリトン」(「海のトリトン」じゃねーぞって誰も知らないか!)を名乗っていたらしい。
 因みに当作品発表と同時期にB級ハードロックバンドじゃったトラピーズが、「メデューサ」というタイトルのアルバムを発表したが、とてもとても(笑)


■ケンタウルス〜ライド・ア・ロック・フォース/ロジャー・ダルトリー

 随分と昔に、日本の輸入TVアニメ番組で「マイティー・ハーキュリー」という半身半馬のヒーローものがあったが(って、誰も覚えとらんかな?)、あれはギリシャ神話の「ケンタウルス」がモデルなのじゃ。 ケンタウルスとは特定の人物名ではなくて、種族の名前じゃ。
 一説においてはケンタウルス族は「好色、大酒飲み、野蛮」とされておるが、非常に頭脳明晰な種族としても描かれておる。 たくさんの優秀な医者がケンタウルス族から出現しておるのじゃ。 また弓矢の名人を多く輩出しており、いて座のシンボルマークに描かれる弓を引こうとしている人物こそ、ケンタウルスなのじゃ!
 
 ケンタウルスの特殊で勇敢な容姿にあやかったのが、ザ・フーのヴォーカリストであるロジャー・ダルトリーのセカンド・ソロアルバムのカヴァー。 ロジャー自慢の長髪の巻き毛も古代の勇者っぽくて、なかなかキマッタアイディアじゃったな!
 ギリシャ神話の英雄に扮したジャケットなんて、当時のロックスターならみんなやりたかったじゃろうけど(笑)、小っ恥ずかしくて誰もできんかったのと違うか? しかもここまでキメられてしまうと、お後はキツイじゃろうな〜(笑)実際誰もやらんかったわい!
 

■アルゴス(アーガス)〜百眼の巨人アーガス/ウイッシュボーン・アッシュ

 全能の神ゼウスの妻へーラーお抱えの見張り番であり、全身に100の眼をもつ怪物が「アルゴス」。その眼は交代で眠るために常に起きた状態であるという番人になるべきして生まれたような存在。致命的なヘマをしでかしてヘーラに処刑されてしまったが、100の眼は孔雀の羽根に飾られたという。

 アルゴスがジャケ写にあしらわれて印象を残したのは、70年代初期のハードロックの名盤として名高い「百眼の巨人アーガス」。 じゃがアーガス採用の意図はいまだに判然とせんわな。 丘の上から塵界を見下ろしているようなアーガスはいかにも!なポーズじゃけど、わしはその後ろ姿は山の上での修行を終えて塵界に降りていく賢者“ツラトゥストラ”にも見えたわい。
 ギリシャ神話には様々な俗説が存在し、アーガスも然り。 処刑はされず、代わりに命綱であった眼をすべてえぐり取られた後に放浪の旅に出たとも。 西洋甲を被り頭部を隠しておる姿は、旅に出た後のアーガスだったのかもしれない。 物悲しいブリティッシュ・ブルースで幕を開けるこのアルバムを聴き始めると必ずそんな想像をしてしまうのじゃ。



 思いつくままにギリシャ神話の神々、怪物を取り上げたロックをピックアップしてみたが、その他で特筆しておきたいのは、ピンク・フロイドやデヴィッド・ボウイのナンバーの中には、ギリシャ神話的世界観が頻繁に見え隠れしており、作品にとてつもない陰影を与えておることじゃ。 そこまでやってしまうとキリがないので今回は割愛させて頂こう。 それからユーロ・ロックもスゴイ。 バンドの名前からして神々の名前を頂いちゃうのなんかも割とへっちゃらじゃ。
 神話といえばどこの地方にもあり、日本にだってあるわな。 さしずめ天照大神(誰じゃ、てんてるだいじんって呼んだのは〜)や日本武尊(にっぽんぶそん、ではないぞ!)が歌の中に登場するわけじゃが、やっぱ日本ではあまり考えられない習慣じゃな〜。 それだけヨーロッパでは神々が子供の時から極めて身近な存在だったんじゃろう。 日本人はとてもおこがましくて出来んわな!

 実際のところ、ギリシャ神話に激しくのめり込むと、ギリシャに何日滞在しても足りないぐらいじゃ。 神々や怪物のいわれのある場所、神話の世界観が反映された作品が当たり前にギリシャにはとっちらかるように存在しておるのじゃ。 そこら辺を徹底して調べ上げたらスゴイガイドブックを作り上げられるんじゃろうけれど、そいつをやることは「開けてはいけない扉を開ける事」であることは間違いないじゃろう! やりたいけどな〜寒風吹きすさぶ冬のパルテノン神殿の周囲でThe-Kingのアメリカンロングコートをたなびかせながら、神々が宿ったような顔して執筆してみたい!ってのも本音じゃけど、多分やらないと思う(笑)
 でも、神々が宿っておるということはアメリカン・ロング・コートがまさしくそうであり(ロックの神々じゃ!)、何だかアテネに似合うんじゃよ〜。 コイツを羽織って、またあらためて訪問することだけは間違いなしじゃ!



七鉄の酔眼雑記 〜
 「あなたっ、日本のジャーナリストでしょっ!」 

 予定より一ヶ月早く、若干温暖なギリシャ・アテネに来てしまったわい。 これ以上、東欧の寒さに耐えられなかったのじゃ。 期待した通り、昼間は厚着して歩き回っておると、うっすらと汗をかく心地よい温度じゃ。
 おっと今気が付いたが、ギリシャは東欧ではなかった(笑) まあ東欧の隣国なんでええわい! しかし東欧ではないだけに物価は決して安くない。 缶ビール1本は日本の発泡酒1本ぐらい。 タバコは日本と同じくらい。 外食で少々腹いっぱい食べようとすると、600〜700円はすぐにかかってしまう。 まあ今までの東欧諸国が安すぎたといえば、それまでじゃが。

 ところで観光の初日なんじゃが、アテネ観光のシンボルであるアクロポリスの麓で、不思議な日本人女性と遭遇したわい。 野良猫さんに毎日餌をあげに来る在住者なんだそうじゃが、どうもわしの事をジャーナリストと勘違いしたらしく、わしを見つけるなり目を吊り上げてながら「アレ書け、コレ書け」と強烈ながぶり寄り! ちょっと変な感じのオバサンじゃったけど、強烈な使命感をもってアテネに在住しておるのはよお分かったので、一応その方の言いつけ通りに書いてみるわい(笑)

・アクロポリスは復元物じゃなくて古代建造物よ。 保存するには膨大なお金と年月と根気が必要なの。 それを「今でも修理中って、何やってんだよ〜」とは何事ですか!(←わしの事ではないが)
・ギリシャが経済破綻して売春婦が増えたって、ギリシャの娘たちはそんな事しないわよ! 実際やってんのは〇〇から来た性悪女で、取り仕切ってんのはね、ここだけの話だけど〇〇のバカどもなのよ!
・〇〇地区の安宿に泊まってるの? あそこら辺はギリシャ人も寄り付かない所じゃない。 そんなとこ泊まって事件に巻き込まれたら、悪いのはアナタよ!
・アテネに注射器とか“粉”の袋が散乱しているって、どうして日本人はそんなデタラメをネットに書くのかしら。 それはアテネじゃなくて渋谷や六本木でしょ!

 とかなんとか、アクロポリスを揺るがすような剣幕じゃった。 言っとる事は正論なんじゃろうな。 ギリシャに対する諸君の誤解を解く一助になれば!




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