NANATETSU ROCK FIREBALL COLUMN VOL.145


 わしのこのコーナーも150回目が近づいてきよった。 たかだか150回なんで大袈裟に振り返る必要もないのじゃが、その間約6年もの間、月2回1度も休むことなく新作を発表し続けるボスのエネルギーには頭が下がりますなあ〜。 ありがた〜く新作をゲットしたろうな! ならばヨロシイ。 先へ行くぞ。 ボスのロックファッションへの情熱とは一体どこから来るのか? それは熱きカスタマーである諸君の存在であることは間違いない! まあわしなんざは、ボスの情熱に頭を下げることは出来ても、それがボスの創作意欲の足しにはち〜とも成っておらんので(じ、実に情けない!)、せめてロックファッションたるものを、もっともっと真摯に考察せにゃいかんな〜と思うとる今日この頃じゃ。 

 そこでロックファッションの原点、源流ってことについて、酒を飲みながらも(それがイカン!が・・・)調査をしとるんじゃよ。 ローマは一日にして成らず! ロック・ファッションにも長〜い歴史ってもんがあり、正直なところ、どこが原点/源流なのか、いまだに判然としておらんが、だからこそ調べているとタマリマセン! いろんな説があって、それぞれにいろんな発展があって、その迷宮の中に入り込めば込むほど、ロックファッションの虜になっていく自分がおる! これからはわし七鉄が迷い込んだ「ロックファッション源流の迷宮」の中で出会った数々の歴史の断片を不定期にお届けするので、まずはその第一弾にお付き合い下され!
 念の為に断っておくと、わしの言う「ロックファッション」とは、The-Kingブランドが展開するオリジナル・ロックファッション「50sロック・ファッション」じゃ。 そしてアイテムで言えば、The-King ブランドの正装着、顔ともいうべき、ナッソージャケット(&ナッソースーツ)じゃ。 これをロック・ファッションのスタートと位置付けて、その歴史をこれから色々と遡っていこう!
 「ロック・ミュージックとは、黒人ブルースと白人カントリーがミックスされて生まれた音楽」というのは古くからの定説じゃし、もはや疑う余地のない歴史的事実じゃな。 それと同様に「ロック・ファッション」もまた黒人ファッションと白人ファッションがミックスされて生まれたファッションなのじゃ。 コレはハッキリ!とは語られておらんことが意外じゃが、わしはそう断言してもええ。 「ロック」というカルチャー全体が、黒人と白人とのそれぞれの嗜好性のミックスなんじゃ。 そこで第1回目は、ロックファッションの黒人側源流である「ズートスーツ」について探ってみたいと思う。
 


ロック・ファッション・ルーツを辿る旅〜第1回 ズート・スーツ
 第二次世界大戦中に咲いた、ファッション史上最大の異端スタイル!
 

■ セレブよさらば! ファッション史の流れを変えたアンバランスの美学 ■
  

 20世紀初頭ぐらいまでは、流行するファッションを作りだすのは貴族や軍隊、即ち今で言うセレブたちじゃった。 セレブ・ファッションの中から庶民レベルに変換できるスタイルが流行ファッションになっておったのじゃ。 わしはイギリスの故ダイアナ妃や雅子妃殿下はお慕い申し上げておるが(!?)、殿下の方々のファッションを参考にしようとは・・・いやいや失礼! 昔はだな、まだまだ芸能人さんの数も少なくて、マスメディアも発達しておらん時代じゃから、セレブが庶民の憧れの対象だったんじゃよ。 
 流行の起点がセレブってことは、当然男性ファッションは基本は正装着(スーツ、もしくはジャケット&パンツ)スタイルとなる。 この正装着において数々の流行を作ったのが、かのエドワード7世と言われておるが、今回はちとテーマが違うので、エドワード7世のオハナシはまた回を改めて!
 その正装着の流行なんじゃが、体系的にまとめられた書物や図鑑を追っていくと、突然とんでもなく大変化したスーツが登場するんじゃ。 それが1939年に登場した「ズートスーツ」じゃ。 上着は膝頭まである超ロングの丈で、パッドじゃなくてハンガーでも入ってんじゃねえか?ってなロボットのようなショルダーラインに、胴回りはギュッと絞りがきかされておる。 パンツは胸元まで迫る股上で、ヒップから膝までは異常に膨らみ、裾は極端に絞ったっつう超“ボン・キッシュ”(?!)なスタイルじゃ。
 マテリアルは超原色とか太目のストライプとかラメ入りとか、とにかくド派手なもの。 そこに更にド派手なYシャツ、ソックス、でかい蝶ネクタイなんかが合わせられておった。 シューズも人目をひくコンビシューズで、仕上げはベルトループからひざ下まで垂らしたキーチェーン(ドッグチェーン)! 「ズート(Zoot)」という言葉は「いかれた」と言う意味じゃが、「いかれた」どころか、スーツの伝統性の「破壊」、はたまた「パロディ」、いや「ブラックパロディ!」としか思えん、紳士服史上最初の衝撃的(一方では笑劇的!?)なファッションだったのじゃ。

 (左上写真は、ズートスーツ姿の黒人が登場する映画「マルコムX」のワンシーン。 右写真は、1942年「Life誌」に登場した白人のズートスーツ・ショット)



 ■ 己の生き様をアピールした最初のファッション ■

 ズートスーツを生み出したのは、下層階級の黒人たち。 一向に生活水準が上がらず、人種差別にさらされていた彼らは、アメリカ社会への反旗の証としてズートスーツを誇示し始めたのじゃ。 その斬新過ぎるスタイルは、やがて新し物好きの白人不良青年たちにも受け入れられることになるのじゃ。 当時爆発的な人気だった黒人のスゥイング・ジャズを演奏するジャズマンたちがファッション・リーダーとなってズートスーツの注目度を高めたんじゃよ。 スゥイング・ジャズが、大きなブームを作りだした初めての“ポピュラーミュージック”だったならば、その世界から生まれたズートスーツは、サブカルチャーから生まれた初めてのファッション、そして自らの存在をアピールする初めてのファッションだったのじゃ。
 しかしズートスーツにとってある意味で不運じゃったのは、登場して話題を振りまいた時期が第二次世界大戦の期間(1939〜1945年)とピタリと一致したことじゃな。 アメリカ全体が軍事色で塗りつぶされていった時期であり、さらに大戦による生地の配給制限もあった時代じゃ。 アメリカなりに「清く貧しく美しく」がよし!とされている時に、あえて派手なマテリアルを贅沢に使い、紳士服の伝統性をおちょくり、挑戦しておるようなズートスーツは、「不謹慎で非愛国的なファッション」となって世間から目の敵にされるようになったのじゃ。
 実際に1943年には保守的な海兵隊がズートスーター(ズートスーツを着た不良)を襲撃する事件も起こり、やがてズートスーツ姿の若者はかったぱしから投獄される事態まで招くのじゃ。 そして世界大戦時下においてズートスーツは生産中止になるのじゃよ。 生産中止は1941年説と1943年説の2つがあるが、今回はその辺はつっこまんことにする。
 しかし生産中止、生地配給規制もなんのその! ズートスターたちは一般社会からの迫害の目をパワーに変えて、ズートスーツを誇示し続けたそうじゃ。 やはりロックと関連づけ出来るものは、すべからく反体制的、反社会的なんじゃのお〜と納得してしまうわしじゃ! まさにロックンロール・スピリッツの原型が宿っておる!
 文献の中では、ズートスーツは1939〜1941年限定で流行した期間限定スポットファッションの様に書かれてはおるが、実際には世界大戦中はずっと「反体制ファッション」としてしぶとく生き続けていたのじゃ。 その勇ましいズートスーターたちの中で白人たちのパーセンテージがいかほどだったかは定かではないが、ズートスーツを愛した白人たちは、やがて大戦終了後に「ボールド・スタイル」っつう、ズートの東海岸型白人的変形ファッションを生み出し、徐々に「フィフティーズ・ロック・スタイル(ロカビリー・スタイル)」へとファッションを近付けていくのじゃよ!
 後述するイギリスの「テッズ・ファッション」が、見た目にズートスーツの改良であることがはっきりと分かることに対して、「アメリカン・フィフティーズ・ロック・ファッション」の方は、ズートスーツに宿るスピリチャルな個性をたたき台にしているとも言えるじゃろうな!


■ ズートスーツとは無縁じゃったブルースマン ■


 ひとつのファッションが流行する背景には、必ずファッション・リーダー的人物がおるもんじゃ。 ズートスーツの場合は、ビッグバンド・ジャズとR&Bの要素を合わせ持つジャンプ・ブルースの代表的ミュージシャン、キャブ・キャロウェイやルイ・ジョーダンらじゃ。 しかしいずれも生粋のジャズマンというか、エンターテイナーじゃ。 同じ黒人でもロックの親玉であるブルースのミュージシャンで「ズートスーツ」を着ておる者の写真には出くわしたことがない。 これはブルースファンのわしとしてはチト残念な事実じゃな〜。
 黒人音楽界において、ジャズマンとブルースマンとは対立しておったのか? いえいえ、事の真相はそうではなくてだな、ブルースは1930年代まではデルタブルースの世界にあり、つまりメンフィス/ミシシッピ辺りが本拠地じゃった。 これはズートスーツが生まれたニューヨークとはあまりにもかけ離れ過ぎておったんじゃな。 またズートスーツが出現した頃のデルタブルースは既に沈静期に入っており、第二次世界大戦を挟んで1950年代になってシカゴ・ブルースとして生まれ変わる歴史があるのじゃ。 そしてブルースマンはジャズマンに比べるとファッションに拘ることが出来るほど裕福ではなかった時代でもあったんじゃ。 そんなこんなで、ブルースマンとズートスーツに接点はほとんどないのじゃ。
 (写真はいずれもキャブ・キャロウェイ)


 ■ フランスに渡って「ザズゥー」 ■
 1920〜30年代にスゥイング・ジャズがアメリカで黄金時代を迎えたとはいえ、その主役である黒人たちへの人種差別の風潮は依然として根強かったのが当時のアメリカ社会の実態じゃ。 そこで多くのジャズマンたちはヨーロッパ、それも人種差別のないフランスのパリを準本拠地としておった。 本国同様にフランスでもスゥイング・ジャズは大きな成果を得ることなるのじゃが、そこで「ズートスーター」のフランス語版ともいうべき言葉「ザズゥー」が生まれたんじゃ。
 「ザズゥー」には、「ズートスーター」以上に、“粋”“突飛”“先鋭的”といったニュアンスが強いようで、やがてジャズを愛するモダンでクールなフランスの若者たち全体を表現する言葉になっておったようじゃ。
 さて、この「ザズゥー」たちじゃが、ファッションにおいては「ズートスーツ」をそのまま並行輸入して着ておったわけではないのじゃ。 なんつうか、極端にデカいラペル(下襟)や幅広のネクタイや派手目のソックスなど、通常のスーツのパーツの中に、適度にズート・エッセンスを導入しておったようじゃ。 、さすがはオシャレ大国のおフランス。 単純なコピー、モノマネはNGだったようじゃの。 そこにデカ過ぎるサングラスや鉛筆の様に細い口髭でアレンジするというオリジナリティの加味も忘れていなかったようじゃ。
 ザズゥーのファッション・リーダーだったのが、ジャズ型ビッグバンドを従えてモダン・シャンソン(当時のモダン・フレンチポップ)を唄うシンガー、ジョニー・ヘスやチャールズ・トレネッドじゃったと言われておる。 残された数少ない写真は、見ようによっては、「ズートスーツ」よりも「フィフティーズ・ロックファッション」的な匂いをかましておるからおもしろいもんじゃ。 ひょっとしてその後イギリスに登場してくるテッズ・ファッションにも少なからず影響を???と想像してしもうたが、どうやらそういう事実は見付かっておらん。 なんせイギリスとフランスは、昔っから仲が悪いからのお〜。 
 そしてザズゥーたちもまた、反社会勢力として迫害の被害に遭った。 当時のヨーロッパは、ヒトラー率いるドイツナチス政権の強引な統制にさらされており、ザズゥー及びジャズは問答無用も退廃スタイルとみなされていたのじゃ。 もちろんそんなことで怯むようなザズゥーではなかったのじゃが、やはりヨーロッパでも異端が生きていくにはなかなか困難な時代だったのじゃ。


■ 更にイギリスで「テッズ」に! ■

 では今回のクライマックスへ突入じゃ。 第二次世界大戦終了後、アメリカのGIがイギリスに「ズートスーツ」を持ち込んだことが「テッズ・ファッション」発祥のきっかけとなったのは諸君なら知っておるな! しかしそれは俗説に過ぎず、本当はGIではなく、このわしなんじゃ!って言えたらもう死んでもええ!ってジョーダンはさておき、嘘か真か知らんが、わしがかつてロンドンで仕入れた別の説を披露しよう。
 ズートスーツをイギリスに持ち込んだのは、どうしても準本拠地であるパリに馴染めなかったジャズマンだったという説じゃ。 1940年代終わりになって、ミシシッピ辺りの大勢の黒人がシカゴに民族大移動をして、それに伴ってシカゴブルース(シティ・ブルース)っつう、エレクトリック・ブルースが誕生するんじゃが、そのジャズマンは、ブルースのシカゴ進出(メジャーシーンへの台頭)によって、ジャズがアメリカで下火になると早とちりをしてしまい、生き延びる場所をパリではなくて、英語の通じるイギリス・ロンドンに求めたことが、ズートスーツがイギリスに渡るきっかけになったんだそうじゃ。 まあ話のネタとして覚えておいてくれたまえ。 いずれにせよ、フランスとは別ルートでズートスーツはイギリスに渡ったのじゃ。
 
 そして「テッズ」じゃが、その起源は1951〜2年頃とされておるから、これはロックが誕生以前のオハナシじゃな。 ここら辺がイギリス人とアメリカ人とが「テッズこそロック・ファッションの元祖だ」「ならばアメリカン・フィフティーズは本家だ」と永遠に解決されない議論をやる原因になるんじゃが、どちらもズート・スーツが大元であり、育った環境の違うだけの兄弟なんだから仲良くすればええではないか!
 わしらがきちんと認識しておくことはだな、ロッカーというファッション・リーダーが存在しなくても「テッズ」は生まれ育つだけの強靭な生命力のあるファッションであり、ズートスーツに漲るロックスピリッツの原型を受け継いでおるからこそ、後発のロック・ミュージックと激しく合致した!っつうことじゃ。

 ズートスーツ、その誕生と発展、反抗と艱難辛苦の歴史、ロックファッションへと続く道程を駆け足で辿ってみたが、大凡の流れは分かっていただけたじゃろう。 更にロックファンとして大いに興味があるのは、エルヴィスをはじめとしたロックンロール創成期のスターたちがズートスーツを着ていたかどうか、ということじゃろうな。 わしが所有しとる某書籍では「エルヴィスはデビュー当時に反抗的なイメージを駆り立てるズートスーツを着ていた」と明記されておった。 じゃがその説を証明するために掲載されとる写真がどうも・・・??? そこでThe-Kingのボスにチェックして頂いたんじゃが、「ゼンゼンちがーう!」とあっさり一言。今回は写真の転用を控えさせて頂くことにした。
 ちなみに右の写真は、SUNレコード時代のエルヴィス。 ズートスーツではないが、それっぽい着崩し方に見えなくもない・・・か? スーツというのは、特徴的なスタイルはもとより、その着こなし方までを含めてひとつのファッション・モデルとして成立するから、簡単には結論付けできんからな〜。 とにかく「これがエルヴィスのズート姿だ!」っつう確証がボスから得られ次第、その写真をご紹介するので、ここはひとつ、気を長くして待っとってくれ!



七鉄の酔眼雑記 〜メジャー・リーグのユニフォームはカッコいい!

 我らが誇る日本のエース・ダルビッシュ君じゃが、メジャー・リーグに徐々に“場馴れ”していっとるようじゃな。 日本人はすぐに結果を求めてガタガタ大騒ぎするが、なあ〜に、じっくりと自分のペースでメジャーのボール、マウンド、ストライクゾーンなんかに慣れていったらよろしい。 目先の結果に一喜一憂することなく、あくまでも1シーズン通しての働きを目指してじっくりと実力を発揮していけばいいんじゃ。 頼むぞダルビッシュ君!
 ってことで、ダルビッシュ君のメジャー・デビューを泰然と見守っておるわしじゃが、彼の所属するテキサス・レンジャースのユニフォームはカッコええのお〜♪  これは野茂君のドジャース、松坂君のレッドソックスなんかにも言えるし、メジャーリーグの日本のマスコミへの露出度が高くなる度に感じることじゃが、ホントにメジャー・リーグのユニフォームはクールじゃよ。 そう言えば、新庄君がメッツに入団した時「ユニフォームがカッコいい」と言っておったな。日本のマスコミは、そんな新庄君のコメントを「おのぼりさん」「タレント気分」などと揶揄しておったが、実はわしも新庄君と同感じゃった!
 それに比べて、日本のプロ野球のユニフォームでわしが「これは合格点」と思えるのは、北海道日本ハムと埼玉西武ライオンズだけじゃな。昔っから日本のプロ野球のユニフォームは“ダッセー”と思うておった。 イッセー・ミヤケやコシノ・ジュンコといった超一流デザイナーの作品もあったが、彼らの名声に傷を付けるようなもんじゃったよ。 じゃから一時期わしは、日本人の体型と野球のユニフォームは似合わないんじゃないか?とすら感じておったが、メジャーで活躍する日本人プレイヤーの姿を見ると必ずしもそうでないんじゃな、これが。

 調べてみたら、メジャーリーグ全30球団のユニフィームを製作しているのは同じメーカーなんだそうじゃ。 あらためて見直してみると、球団のユニフォームの歴史を踏襲したパターン、あくまでもモダニズムを追及したパターン、伝統と現代感覚をミックスしたパターンと、大凡この3パターンに分類されており、どんなデザインでも、誰が着用していても、キマって見えるユニフォーム・デザインを生産しておるのじゃ! 当然、日本人プレーヤーが着用してもフィットしておるんじゃ。
 こういう事って、ファッションの世界でありえるのか? わしらロックファンは、ロック・ファッションを追求しとるし、The-Kingブランドに対して、ファッションへの見果てぬ夢を賭けてはおるが、どんなに魅惑的な作品に出会っても、無意識に自分に合う、合わないを即座に検討しておるよのお。 ファッション作品というのは、出来あがった時点で着ることが出来る者と出来ない者とを無常にも分類しとるんじゃよ。 それを正確に感じ取ることか出来るか、否か、でその人のファッション・センスが決まるってもんじゃ。 人それぞれ、肌の色、体型、目鼻立ちが違うのが人の常じゃから、残酷ながらそれは仕方のないことなんじゃ。
 しかしユニフォームというのは、本人の好き嫌いは許されず、チーム内では同じデザインのものを着用しなければならん。 それなのに、なんでメジャーリーグのユニフォームは、誰が着ても、どの球団においてもみんなカッコよく映るのじゃろうか? 現時点では、この謎はまったくもって解明できてはおらん。 活躍しておるヤツばかり注目しとるからカッコよく映っておるだけなのか? チーム名、都市名、背番号等のワッペンのサイズ、また肩や脇の部分のカッティングパターンが、選手の体型によって異なっておるからのか? 間違いなく、そこには一般ファッションとは異次元の特殊な工夫があると思うのじゃが・・・。
 


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