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| 8鉄風 ROCK COLUM by 8TETSU Vol.341 |
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第9回「アコーディオン編 わたなべさんの口笛」(最終回) ![]() 思い返してみると、もう、ほぼ40年も前の話で、少し呆けてしまった。 40年だ。生まれた子供が40歳。 ちょっと信じられないような気がするが、気が付いてみれば、私自身が65歳だ。 自分自身がビンテージ。歩くスピードも若いころの半分になった。 考えてみると、ここで、ご紹介するわたなべあつしさんの当時の年齢と同じくらいか、 歳上になってしまったのではないか。 だから、思い出話としては、懐かしく、そして楽しい、 40年前のあのおじさんのことを取り上げた。 もしかすると、共通する思いの方もいらっしゃるかもしれない。 アコーディオン演奏をめぐる思い出話もいろいろあるけれど、 これが、アコーディオンという楽器をめぐる一番屈託のない、 楽しいエピソードだろうと思う。やはり、最初の1歩が一番楽しいものだ。 わたなべあつし楽器店 ![]() その丸っこい、ずんぐりしたおとっつぁんはね、 いっつも同じ曲の口笛を吹いているんすよねえ。 四谷市ヶ谷麹町ちょろちょろ流れるお茶の水、粋なねえちゃん立ちションベン! っつってね、いやいや違うな、ここはすぐお隣の水道橋だ、 小さな雑居ビルん中にあるんですよ。店、ったって、ああた、 雑居ビルの2階の鉄のドアん中だからね。 場所がわかりにくいだけじゃなくて、 たどり着いても何屋なんだかさっぱりわかんねえんだな、これじゃ。 このドアをドンドン、ドンドンとノックをすってえと、たいてい、 「お?ちょおぅっとぉ、まっててねぇ~」 ドアの奥から声はするが、待っていても、なかなか出てきやしないんだね、これが。 夏の暑い日なんか、外階段の踊り場で立たされているのは結構酷だ。 頭に生卵のっけたら待ってる間に目玉焼きが出来ちゃいそうでね。 でも、ここのおとっつぁんは、そんな客の気持ちなんか全然気にしない。 やがて、待つこと5分、カップラーメンならとっくにできあがって、 すらすら食べ終わっちゃうかもしんないくらいしてから、 やっとこさ、丸顔が、ひょっこり顔を出すわけだ。 「あ、なーんだ、あんたか。はいはい。コロナの人ね。入りなよ。」 あ、ちなみに、コロナの人、ていうのは、ドイツ・ホーナー社のアコーディオンの機種に 「コロナⅡ」っていうのがあるんで。それを演奏する人、って意味なんだね。 別においら、トヨタ自動車のセールスマンなわけじゃない。 この丸顔のおとっつぁん、渡辺あつしさんのところに、 そうやって何度もお邪魔したのが、もう、かれこれ20年以上も前のことでございますよ。 我が家にはアコーディオンが4つもあるんすがね、 そのうちドイツ・ホーナー社の作ってたやつは、 すべてあつしさんが、ドイツから取り寄せてくれたもんでございます。 「へえー、あんたはさぁ、ホントに珍しいオヒトだねぇー。」 とあつしさん。 「そ、そんなに珍しいすかね?」 「そうね。コロナみたいなダイアトニック式の人、誰も知らないもんなあ。」 ダイアトニック式ってのはですね、アコーディオンにはフイゴみたいに ブーカブーカ押し引きする蛇腹がついてるでござんしょ? あれを押したときと引いたときに違う音が出る、 えらく大昔に流行ったアコーディオンのことでして。 全部ボタンで、ピアノみたいな鍵盤がないから、今はほとんどやる人がいないんですが、 おいら、これしか出来ないっつう有様で。 なんせ小さくて済むもんですからね、ピアノ式の馬鹿でかいアコーディオンは、 まるで電柱にしがみついてる電気会社の工事の人みたいに思えるもんですから。 でもって、あつしさんが、自分でガラスケースに入れて、ところ狭しと並べてある、 売り物のアコーディオンをずらっと目で追いかけましてね、 「ボタン式、つったら、あーた、クロマティックだからねぇ、ふつうはさ。」 とか言うわけだ。 クロマティック式ってのは、ボタン式だけど、 押し引きで同じ音がするように出来てるんで、でかいのなんのって。 「イヤー、すごいですなあ、これとか・・。」 「そうね、これはいいよ、エキセルシアーだね。ふんふん。」 「どんな音がするんだろうねえ・・。」 「弾いてみたい?」 「いえいえ、ぜんぜんできませんよ、そんな急に言われてもねえ。」 「弾いてみようか?」 「あ、お願いします。」 するってえと、あつしさんは、ガラスケースを開けて、 中からタイプライターの大親分みたいなエクセルシャーの クロマティックボタンアコーディオンを出してきて、簡単にすいっと構えてみせるんですが、 こいつが粋でね。もうね、構えただけで「あー、この人はプロだぜ-」ってんが一目でわかるね。 あつしさんは、タッパがそんなにないお人なんですがね、 意外なほどばっちり決まって見えるあたりがさすがだね。 それまで、すいすいと吹いていた口笛をやめて、 何食わぬ顔で、ボタンをなでるように弾くだけで、色鮮やかな花がパァーッと開くみたいでね、 あっという間にちっぽけな雑居ビルの一室が、おフランスあたりのカフェみたくなっちまう。 そらあ、びっくりするくらいの腕前で、ビックラ仰天トコロテン、ってなもんで。 「どう?弾いてみる?」 「ええーっ?あの、いつか、いつかやってみます・・」 そう答えるのがやっとですわ。 「ところで、おいらのアコーディオンはどうなったんで?」 そうそう、こっちは、頼んどいたブツの受け渡しに来たってことを思い出したわけで。 「あ、そうかそうか」ってな具合で、あつしさんは、 ドイツから届いた新しいコロナⅡを出してきてね、 「ダイアニックはさ、何人か、持ってる人は知ってるけど、 ちゃんと弾けるのかどうかは知らないんだよね。 あんたは、持ってるんだから、弾けるよね?」 「はい、一応。なんとか・・・」 「ちょっと弾いて見せてよー。」 このおとっつぁんに、ニコニコしながら気さくな調子で言われると、ついね・・。 わが身を省みずに、言われたままにしちゃうんだよね、なぜだか。 届いたばかりのアコーディオンをケースから出して、 なぜか演奏してみせる羽目になっちまった。 「へえー、こら、おどろいた!こうやって弾くんだねえー。 目の前で演奏見たの初めてだよ。なかなか器用なもんだねえ、あんたはさぁ。」 いつものニヤニヤ顔がどこへやら、真面目な顔でふむふむとうなずかれてしまったわけで。 もともと、蛇腹楽器業界で有名なこのおとっつぁんにそんな風に言われたら、 悪い気はしねえですよ。いや、おいらがね、アコーディオンを、やめてしまわずに、 とりあえず、続けてきたのは、この人の当時の「口車」にノセられちゃったからじゃないか、とね。 そうこうしているうち、バンドで酷使したコロナがガタガタになっちまいまして。 とうとういくつか音がでなくなったり、 皮で出来た蛇腹だのストッパだのがやぶれたりちぎれたりで、こいつは困ったな、と。 なにせ、ドイツに持って行って直してくれ、なんていう金があったら、 もう新調しちまったほうがいいからね。 そうだ、やっぱり頼みの綱はあつしさんだよ、ってんで、行きましたな。 するってえと、あつしさんは、口笛を吹きながら、 「ちょっと、こっち来てみてくれるうー?」 奥にあるドアを開けて、言うんだね。 てっきりトイレかなんかだと思っていたらなんと中は修理工房になってて、 古いのから新しいのまで、アコーディオンが山積みになってんだね。 天井くらいまでケースがびっしりで、地震でもあったら、 生き埋めになっちまいそうだったね、あれは。 「な、あんた、見て見て。これ全部僕が直さなきゃいけないんだよねー。」 後でギョーカイの方から聞いた話なんですがね、 丸顔のおとっつぁん、じゃない、あつしさん、いや、あつし先生は、 実は、昔から日本一のアコーディオン修理職人だそうで。 「ちょっと忙しいから、あなた自力で直してご覧。おせーてあげっからさ。」 やりましたな、いろいろと。 自分で皮を買ってきて裁断し、ハト目を使ってストッパーを作ったりね、 本体をバラバラにして、ならないリードを確かめて、詰まってるもんを取り除いたり、 っつう、簡単な修理だけども、先生に教えてもらったね。 「お!あんたは手つきがいいね!器用だわ。そのまま僕のとこで職人なりなよ。」 相変わらず、人を持ち上げるのがうまいんだな、 このおとっつあん、いや、センセイは。 「えっ?じゃあ、サラリーマンやめちゃおうかなあ。」 「んー、ま、だけど、実を言うとさ、そういってやってきて、 ちゃんと続いた人、ひとりもいないんだな。なぜだかね・・。」 なぜかね、このときだけは口笛をやめてしまったんだね、 あつし先生は。 なんかしんみりしちまった。 それから、しばらくたったころでさあ。店に電話しても繋がらない。 変だな、なんかあったか。倒産しちまったとか、年寄りになってボケちまったか。 でなきゃ、蛇腹になっちまったとか・・んなわけないやね。 お茶の水にある、アコーディオンの有名店、谷口楽器で聞いた話では、 本店を経営していた、あつし先生の御兄さんが亡くなってしまったために、 渡辺楽器店が閉店、姉妹店の渡辺あつし楽器店のほうも閉めてしまわれた。 そして、お歳を考えて勇退されることになったんだとか。 とうとう、引退しちまったか、おとっつぁんは・・。 ところが、このせいで、日本全国津々浦々、困ったことになっちまったらしい。 海外製アコーディオンや中古・ビンテージもののアコーディオンの売買が全部止まってしまったんだと。 モノがあっても売ることができねえ。 なんでかっていうと、こうした楽器ってのは、調律したり修理出来る職人さんがいることが 前提で売買されるのに、渡辺兄弟がいなくなったら、 もうお手上げなんだそうで。 トンボ以外の、ドイツやイタリアの海外製アコーディオンや、 古いクロマティック式のアコーディオン。あつし先生の工房に山積みになっていた、 日本全国津々浦々から集まってきていた、こわれたり調律が必要なアコーディオン。 いったい、今はどうなってしまったんでしょうな。 ぜーんぶ、直してから引退されたのか。 そういやあ、いつも楽しげに吹いていたあの口笛の曲、 たぶん、古いフランスの歌だと思うんだけど、なんていう歌なんだろう? 速いもので、あれからすでに5年が経ってしまったけれど、 あつし先生は今でも口笛を吹いて、お元気なのだろうか? なんてなことを、なんとなく、つらつらと思う歳に、 おいらもなっちまった、ってことなんでしょうな。 え?おまえのアコーディオンはどうしたかって? もちろん、今でも健在。おいらと同じで、古びてはきたが、ちゃんと弾いてますよ。 昔、あつし先生に、「お!うまいね、あんたは!」なんて言われちまったもんだからねえ。 では、おあとがよろしいようで。 この文章からさらに13年である。なんと、月日の経つのは速いのだろう。 よほどのことがなければ、自分のアコーディオンは自分で修理調整できるようにはなった。 いくつかのアコーディオンはキイを配列しなおしたり、修復して欲しい人に譲った。 また、アメリカから駐屯に来た友人に譲ったりもした。 そして、50年代に作られたコロナ1台だけ残ったが、ほとんど弾くことはなくなった。 わたなべさんなら、なんとおっしゃるだろうか。ふと考える。 なお、ネットで探し当てた情報によると、 わたなべさんには、一時期お弟子さんがいたらしい。 わたしがはじめてお会いした1987年ころから、 閉業した2007年の間である。 現在、BELLOW WORKS TOKYOという、アコーディオン修理、製作を手掛ける会社があり、 代表の原田親明さんという方のインタビュー が掲載されていた。それによると、1978年生まれの原田さんは、 2002年にアコーディオン修理師の故 矢代丈一氏に師事したとある。 その矢代さんは、2004年に53歳で亡くなったとあるので、 逆算すると、矢代さんは1951年生まれ。わたしより10歳上だ。 また、修理で世話になった思い出話をブログでお書きになられている方がおり、 そちらの情報によれば、この矢代さんは、わなたべあつし楽器店の修理師だったようだ。 法務局資料によれば、有限会社わたなべあつし楽器店が法人登記閉鎖になったのが、 2017年。登記閉鎖が登記官の手でされたとすれば、 そのちょうど10年前にはすでに閉業しているので、2007年に店を閉めたことになる。 閉業される間際に、弟子がいないとおっしゃっていたのだが、 あれが2007年のことだったとすれば、その3年前の2004年までは、 矢代さんがおられたことになる。 ということは、「弟子なんていないようー」というあのボヤきは、 お弟子さんが亡くなられたことによるものだったのだろう。 しかし、わたなべあつし楽器店からスタートした修理師はとだえることなく、 現在も健在である。 現在、こうした方は日本全国に10名いないそうだが、 まだなんとかなっているのだ。 では、シリーズの最後に、楽器をめぐる思い出を通して、改めて反省すること。 シリーズ冒頭に書いたとおり、わたしはちゃんと最後はまとめる。 真面目に反省するのだ。 どんな楽器でもそうだが、弾いている本人以外、 たいていの人は、楽器に関心など持たない。 わたしが天才音楽家だったりすれば他の人も気に掛けるだろうが、 素人音楽家なんてそんなものだろう。 さらに、わたしは、御覧のとおり、気まぐれで、ひとつのことを徹底して目指すのが得意でないうえに、 何でもできるほど器用でもない。 なにも成さない、というのがわたしの一番の特技かもしれない。 もとよりアマチュアのわたしにとって、 楽器は、気軽で楽しい趣味くらいが良い。 残された時間はどんどん短くなる。 今更、あれもこれもやってみるは、さすがに無理である。 ほとんどの楽器は、わたしの人生から通り過ぎて行ったが、幸い、 一番素直な気持ちで好きなものは残してある。 楽器は、追い込まれて演奏するようなものではなくて、 人生からストレスを除くためにあると思えばよい。それなら、素敵だ。 初心を忘れるな、の中には、楽しかった第一歩を忘れるなの意味もあろう。 あのころの思い出の中にいる、わたなべさんがいつも吹いていた あの口笛のように心も軽くという感じで弾ければよい。 もちろん、そうなるためには、熟達が必要だ。 わたなべさんが名人だったように。 それが、どんなに緩くても、経験だけは豊富な年寄アマチュア音楽家の醍醐味だと思うのである。(完) 「登場楽器目録」"List of Instruments" 第1回「アカデミー・ギターとトーカイ・キャッツ・アイ」 Episode1: "Academy Guitar and Tokai Cat's Eye" 1. ACADEMY GUITAR 2.TOKAI CAT'S EYE CE-400 第2回「フラットトップ編 ドレッドノートの巻」 Episode 2: "Flattop Edition: Dreadnought" 3. C.F.MARTIN D-1 4. C.F.MARTIN D-18 5. GIBSON J-45 第3回「電気ギターの咆哮~ヤマハSA-700からフェンダー・ストラトキャスターへ」 Episode3: "The Roar of the Electric Guitar - From the Yamaha SA-700 to the Fender Stratocaster" 6. YAMAHA SA-700 7. YAMAHA SG-70 8. EPIPHONE ZEPHYR DELUXE REGENT (VINTAGE:1952) 9.GRETCH 6120 CHET ATKINS 10.ELECTROMATIC 6120 11.GRETCH NEW YORKER ELECTRIC-ACOUSTIC 12.EPIPHONE LES PAUL GOLD TOP 1956 MODEL 13.EDWARDS LES PAUL GOLD TOP 1956MODEL 14.SQUIRE STRATOCASTER (RED) 15.SQUIRE STRATOCASTER(SUNBURST) 16.SQUIRE STRATOCASTER(GREEN) 17.TANTAN ARCHED TOP ELECTRIC 18.EPIPHONE ES-295 19.DAN ELECTRO 59M 20.FENDER MEXICO STRATOCASTER PLAYER MODEL (Currently owned) 第4回「フラットトップ編 レオン・レッドボーンとパーラーギターの迷宮(前編)」 Episode 4: "Flattop Edition: Leon Redbone and the Parlor Guitar Labyrinth (Part 1)" 21.YAIRI RAG-2 第5回「フラットトップ編 レオン・レッドボーンとパーラーギターの迷宮(後編)」 Episode 5: "Flattop Edition: Leon Redbone and the Parlor Guitar Labyrinth (Part 2)" 22.SUPERTONE PARLOR GUITAR(VINTAGE:CA1930'S) 23.GIBSON LG-2 (VINTAGE:1954) 24.GIBSON L-1 25.GIBSON L-1 (VINTAGE:1928) 26.C.F.MARTIN OOO-18 27.GRETCH JIM DANDY 28.RECORDING KING RPS7FE3 29.SLINGERLAND TENOR BANJO (VINTAGE:CA1920'S) 30.GIBSON SJ-200( Currently owned) 第6回「アーチトップ編 神保町すずらん通りの少年」 Episode 6: "Archtop Edition: The Boy from Suzuran Street in Jimbocho" 31.GIBSON L-50 (VINTAGE:1953) 32.EPIPHONE OLYMPIC MASTERBILT (VINTAGE:1939) 33.GIBSON L-4 (VINTAGE:1956) 34.EPIPHONE MASTERBILT DELUXE ELECTRIC-ACOUSTIC 35.EASTMAN AR-805 36.LOAR LH-300 37.LOAR LH-700 38.GIBSON L-5 (VINTAGE:1946)(Currently owned) 39.GIBSON L-7 (VINTAGE:1944)(Currently owned) 第7回「その他珍しい弦楽器編 持つべきものは変な友」 Episode 7: "Other Unusual String Instruments: A Must-Have Strange Friend" 40.PIARES 5 STRING BANJO 41.KAMAKA STANDARD UKULELE 42.NAKANISHI UKULELE STYLE 3 43.C.F.MARTIN STYLE-1 UKULELE (VINTAGE:CA1950) 44.BANJO UKULELE 45.OSCAR SCHMIDT BAJO SEXTO 46.HOHNER JIMENEZ BAJO QUINTO 47LA TRADICION MEXICAN VIHUELA 48.ROBERTO MORARES MEXICAN VIHUELA 49.EASTMAN FLAT MANDOLIN 50.THE LOAR FLAT MANDOLIN LM520 51.KENTUCKY KM FLAT MANDOLIN 52.MAURICE DUPONT MD-50 第8回「サックス編 四谷見附の孤独」 Episode 8: "Saxophone Edition: The Loneliness of Yotsuya Mitsuke" 53.YAMAHA YTS-61 TENOR SAXOPHONE 54.CADESON T-902 TENOR SAXOPHONE 55.CORN 6M ALTO SAXOPHONE (VINTAGE:1920'S) 56.BUFFET CLAMPON EVETTE PLASTIC CLARINET(Currently owned) 第9回「アコーディオン編 渡辺さんの口笛」 Episode 9: "Accordion Edition: Watanabe-san's Whistling" 57.HOHNER CORONA Ⅱ(KEY OF G)80'S 58.HOHNER CORONA Ⅱ(KEY OF F)80'S 59.HOHNER CORONA Ⅱ(KEY OF G) (VINTAGE:1960'S) 60.HOHNER CORONA Ⅱ(KEY OF G)2015 61.HOHNER CORONA ⅢRS (KEY OF G) 62.HOHNER CORSO DELUXE(KEY OF A) 63.HOHNER ERICA (KEY OF G) 64.HOHNER ERICA(KEY OF G)60'S 65.HOHNER ERICA(KEY OF F)(SPECIAL ORDERED BY SANTIAGO JIMENEZ JR) 66.HOHNER PORKER WORK(KEY OF A) (VINTAGE:1930'S) 67.HOHNER CORONA Ⅱ(KEY OF G) (VINTAGE:1950'S) (Currently owned) |