8鉄風 ROCK COLUM by 8TETSU Vol.312

現代によみがえるロッキン・フィフティーズ

みなさん、こんにちは。頑固8鉄です。

いよいよ、夏本番、暑い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。
わたくしなどは、足取りも軽く、古いミニクーパーでドライブ。
サーフボードを担いで湘南の海へ。

海辺でモテモテ、20代の女性に声をかけられる始末。

もう、もてすぎて、困っちゃうー、
なんてことになったらいいのに。

そんな夢、かれこれ、50年くらい前に見ていたものです。
1970から80年代にかけて。

そういう音楽も流行っていた。
松任谷由実、サザン・オールスターズ、南佳孝。

いい時代でした。懐かしいなあ。
片岡義男の青春ものも好きでよく読んでいました。
それよりも、さらにさかのぼること、30年。

1950年代、わたくし生まれておりません。
でも、みなさまよくご存じのとおり、時代を超えた素晴らしい文化、
音楽、ファッションが生まれた時代でございます。

というわけで、本日の、フォーエヴァーフィフティーズも
元気いっぱいのロックンロール、ロカビリーをお届けしましょう。


1 Toto and the Raw Deals - Stutterin' Cindy



まずは、バリバリのカリフォルニアン、トト&ザ・ロウ・ディールズから。

いやあ、このリズム!このヒーカップ!
すさまじいほどのロカビリー。

ボーカルのチャーリー・フェザースとギターのリンク・レイが共演しているみたいな、
本物のクラシックを感じる、見事なバンドで
ジェリー・リー・ルイスも、そして、ロネッツも入ってます。


2 Maryann & The Tri-Tones - I'm Moving Up



50年代のフィルムノワール風クリップから始まる
マリアン&ザ・トライ・トーンズ。

エストニアのグループですが、ビル・ヘイリーの渋いサーティーン・ウイメンを
初期サンサウンドのバーバラ・ピットマンが歌い、
そこに、ジーン・ヴィンセントのブルーキャップスにいたクリフ・ギャラップが
加わったみたいな超激渋50年代ロックサウンドをきかせてくれます。

ここまでやられるともう、グウの音も出ません!

すげえなー!


3 The Bylines -- Buona Sera




さて、お次は、なんだかくすっと笑っちゃう、でも、かっこいい、
ほのぼのした楽しいジャズバンド。

オレゴンのバイラインズ。

女声版のルイ・プリマ、初めて聞きました。
いやあ、かっこいい。

見事に合ってる。

これは目から鱗ってやつです。

カクテルでも片手に、粋で素敵な古き良きボーカルと
バンドサウンドをお楽しみくださいませ。


4 Bob wills - Roly Poly




さて、この辺で本物の古典、いってみましょう。

1946年に書かれ、ボブ・ウイルスで有名になったローリイ・ポーリイ。

コミカルなウエスタン・スイングですが、
実は、チャック・ベリーも吹き込んでます。

ベリー版はなんとギター・インスト!
珍品といっていいでしょう。


5 Baby Let's Play House / Ryuji Yanagiya & The Memphis




ラストは、わが国の大ベテラン、ザ・メンフィス。

THE KINGの一員、
すっかりおなじみの柳谷竜二が率いるバンドです。

もともとは、ワンプラスツーレーベルの大人気者。
現在も素晴らしい活躍を続けているロックンロール歌手。

こちらのクリップはエルビスの「ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス」を
再現してみせているもので、お見事としか言いようのないカッコよさ。流石の一言です。


さて、今回はこの辺で失礼します。
お疲れさんまカレー!それはちょっと美味くなさそう。

では、次回もお会いしましょう!SEE YOU SOON!!


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