8鉄風 ROCK COLUM by 8TETSU Vol.301

男前な歌 in シクスティーズ

みなみなさまさま、おこんばんわ。
頑固8鉄です。

ちまたでは、税金を返せとか、ガソリン値上げだとか、
世知辛いニュースが溢れております。

頭皮、それはもう無、いや、違う、逃避ではないですが、
いつもぼーっとあこがれ続けているのは、わたしが子ども時代だった1960年代。

FEN(進駐軍放送)が、赤いベイクライトの真空管ラジオから流れていた
我が家の思い出が忘れられない昭和爺、ってことですね。

さて、今回は、男性ボーカル特集。
60年代といってまっさきに思い浮かべる
「男前な歌10選(順不同)」お届けしたいと思います。


1 ボビー・ヴィー 「ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザンド・アイズ」



60年代で最も愛嬌のあるアイドルだったヴィーは、
事故死したバディ・ホリーのピンチヒッターとして
出演したのをきっかけに有名になりました。

しかし、その抜群の歌唱力、そして、素晴らしい曲に恵まれて、
実力に見合った名声を手にした真のスターだと思います。

そんななか、名曲中の名曲といわれるのが、これ。
「夜は千の目を持つ」です。



2 ディオン 「ドナ・ザ・プリマ・ドンナ」

ディオンはドゥーワップグループ、ベルモンツのリードとして有名になりましたが、
ソロとなっても素晴らしい曲をたくさん残しています。
とりわけ思いで深い、「ドナ・ザ。プリマドンナ」の
舞いあがるようなボーカルは素晴らしいの一言です。





3 ニール・セダカ 「ハイ・オン・ア・マウンテン」

思いが伝わる素晴らしい楽曲と歌。これには、日本語版もありますが、
日本人より日本語の発音が良いのです。

各国語版もあり。恐るべしRCAレコード路線。
セダカは60年代最高の作曲家のひとりですね。





4 ライチャス・ブラザース 「アンチェインド・メロディ」

吠えるようない太い声が男らしいわけじゃ全然ないですよ。
それはヘンテコな昭和のマチズモですW
「昭和演歌の刷り込み」かな?

ライチャスのこれは、もう、あらゆる女性を虜にした、
まさに、男前中の男前歌といっていいでしょう。





5 ジェイ・ブラック 「カーラ・ミーア」

ネオ・オペラ的な60年代ポップといえば、ロイ・オービソンですが、
ジェイ&アメリカンズのジェイ・ブラックも忘れてはなりません。

このステージ動画では当時62歳になっても
ますます凄い声のジェイが楽しめます。

すごいバカウケ。わかるよねえ。





6 ジーン・ピットニー 「24アワーズ・フロム・タルサ」

大作曲家にして名歌手だったピットニー。
名作だらけですが、「タルサまで24時間」が好きです。





7 リッキー・ネルソン 「トラヴェリン・マン」

ネルソンも名作ばかりだが、やっぱりこれかな。
ジェームズ・バートンのギターもすごい。





8 デル・シャノン 「リトルタウン・フラート」

悲しき街角(ランナウェイ)が有名すぎて他がかすむが、
素晴らしい曲をたくさん書き残した大作曲家でもあるシャノン。

小さな田舎町の切なさを描いたこの曲は、忘れられがちな大傑作。





9 クリフ・リチャード 「ヤング・ワンズ」

イギリス方面から。61年だが時代を先取りしていました。
イギリス最初のロック歌手、サー・クリフ・リチャード最大のヒット。

こちらは、75歳記念コンサート。
若々しさは我が国の郷ひろみに似てますね。





10 スティーブ・ローレンス 「ゴー・アウェイ・リトル・ガール」

キャロル・キング・クラシックのひとつだが、最初はボビー・ヴィーが歌ったものでした。
次いで出たスティーブ・ローレンス版が大ヒット。

当時、最も多く、あらゆる歌手に歌われたスタンダードであります。




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