NANATETSU ROCK FIREBALL COLUMN VOL.146


 ぉおっと! これはこれは、パーカー大佐の祖父様と父上様が初登場か!? 「グァハハハ〜しょく〜ん、世の中ゼニじゃよ、ゼニ! ゼニさえあればThe-Kingの在庫も買収出来るし、それで夜のオネー様の独占も間違いなしじゃあ〜」ってアホなことを言わせるでない! 言ってみたいが・・・。 いやいや失礼、失礼。 大事なご挨拶を忘れてしまうところじゃった。
 GWにThe-King開放Dayにお越し頂いた諸君よ、わしからも御礼を言うぞ。 やはりブツは現物を見んと始まらんことがよぉ分かったことじゃろう。 お越しになれなかった諸君は、次はまた近日にあるという噂なんで、必ずな!
 
 さてと、このお写真じゃが、1920〜30年代のアメリカ社会を牛耳っておったギャングの両雄、アル・カポネ様(フェルト帽の人物)とラッキー・ルチアーノ様じゃぞ。 何故ご登場頂いたかというとだな。 前回メンズファッション史上最大!?の突然変異じゃった「ずうとるび」、ん?、いや違った「ズートスーツ」を紹介したのに続いて、今回はアメリカンスーツの中で、もっとも謎多き幻の「バギースーツ」に光を当てるからじゃ。 「バギースーツ」はアメリカン・ギャングの正装スタイルだったのじゃ。
 「はて? そんな名前のスーツあったか?」と首を傾げる方もいるかもしれんな。 今では「バギースーツ」という名称はスーツ業界の中では死語同然だからじゃ。 何故そう呼ばれなくなったかは後述するとして、「バギースーツ」で分からんなら、「ギャングスーツ」「マフィアスーツ」と言ったら「あ〜アレね!」となるじゃろう。
 
 1920〜1930年代のアメリカってのは、禁酒法と大恐慌の時代じゃが、1950年代とはまた違った意味でアメリカ人の心の中に深〜く刻み込まれておる古き良き時代なんじゃ。 1970年以降のアメリカン・ニューシネマ界において、「ゴッドファーザー」「アンタッチャブル」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 」「スカ―フェイス」「グッドフェローズ」などギャングの生態をストーリーの核とした名画は実に多いものじゃ。 それらの作品が物語っておった通り、当時のギャングは庶民のヒーローであり、実際には当時の映画界はギャング映画の全盛時代でもあった。 ハンフリー・ボガード(ボギー!)、ジェームス・ギャグニー、エドワード・G・ロビンソン、そしてジョージ・ラフトといったスターたちは、ギャング役をクールにミステリアスに、そしてセクシーに演じることでスターへの階段を駆け上っていったのじゃ。

 現代においては、自らの名誉、縄張りを守るためには虐殺も厭わないギャングたちを、無邪気に英雄視する記述は控えなければいかんが、アメリカ社会の根底がまだまだ貧しく、禁酒法が敷かれていた時代において、庶民に酒を供給し、時には食糧の無料配給まで遂行していたギャング、特に超一流の生活を堪能していたトップクラスの連中は、間違いなく庶民の憧れ、スターだったのじゃ。
 そんなギャング連中に愛されていたスーツが「バギー・スーツ」じゃ。 「ズートスーツ」が「ロック・オリジナル・ファッション」である「フィフティーズ・ロック・ファッション」の黒人ファッション側の源流ならば、「バギースーツ」は白人側の源流じゃろう。 ではその実体を数少ない資料から(実際にその記述は恐ろしく少ない)出来る限り詳らかにしてみたい。
(右写真〜ジョージ・ラフト・左側/とジェームス・ギャグニー)

ロック・ファッション・ルーツを辿る旅〜第2回 バギー・スーツ

庶民が畏怖し、仰ぎ見た、伝説のアメリカン・ギャング・スーツ
 

■ 「バギー」という名称について ■

 
まず「バギー」とは、「BAG」の形容詞「BAGGY」じゃ。 つまり“袋の様に大きく膨らんだ”って意味じゃな。 コレなんじゃが、実は日本人のスーツファンの中には、「B“U”GGY」と信じておるというか、信じていたい方が意外と多いと聞いておるぞ。 「BUGGY」だと「トチ狂った」「ありえない夢のような」という意味なのじゃ。 「ズート」も同じようなニュアンスの意味なんで、「ロック・ファッション」の源流としてはわしも「BUGGY」の方が相応しいとは思うが、残念ながら真実は「BAGGY」の方じゃ。 


■ ギャングの胸板を極端にアピールしたダブルブレステッド&ベスト ■

 「バギースーツ」−そのオリジナルの形態じゃが、上着は「ズートスーツ」の原型ともいうべき、ショルダーラインがロボットのようにガッチリしていて、ウエストはギュッと絞られておる。 「逞しくなければギャングではない!」と言わんばかりの胸板を強調したシルエットじゃ。 ラペル(下襟)は幅広で、しかも「ズート」以上のピークド・ラペル(フィッシュマウス・ラペル)であり、襟先が極端に上部に向かって尖っているタイプじゃ。 ギャングから密造酒を買わされておった飲食店の主人は、このラペルを見ただけで震え上がったそうじゃ! 男は何よりも身だしなみじゃ〜。
 そして「バギースーツ」最大の特徴はダブルブレステッド(ダブルの前合わせ)の奥にベストをかましたスリーピース・スーツであることじゃ。 それまでのスーツのパターンにはほとんどみられないスタイルであり、ダブルの合わせの下にベストをバッチリキメることで、胸板がより一層強調されるのじゃ。 以上、ありがとうございましたあ〜! じゃなくて、
ここで終わってどうする! 以上、ちょっとヤリ過ぎなんじゃねーのか!?って思えるほどの重装備な上着であり、まさにギャング仕様で迫力満点じゃ! この過度に強調された胸部が「BAGGY」なる命名の所以じゃ。

 ダブルブレステッドにベストというスタイルじゃが、その背景には次の様な説がある。 ギャングってのは常に様々なブツを携帯しておる。 銃、ガンベルト、ホルスター、更に多額のキャッシュ、密造酒のミニボトルや契約書類などなど。 これらのブツをスーツ内にスムーズに封入し、見た目の凹凸を無くして少しでもナチュラルな風合いを維持するための独自のスーツスタイルなんだそうじゃ。 まあパーカー大佐のようなカップクのよろしいギャングが、パイプか葉巻をくわえながら胸元からキャッシュの束を出すなら、ダブルの方が絵になるのお〜。
 また「ベント(スリット)無し」とされておるが、映画の再現シーンなんかを見ると、サイドベントは入っておる場合が多い。 これは俳優が扮するギャングが銃を扱う時に窮屈にならないための配慮じゃと思うが、実際にサイドベントがあったかどうか定かではない。 また着丈は「ズートスーツ」ほど長くなく、スーツとしては標準よりやや長め。 これはパンツ・ポケットの中のミニボトルを、人目に触れずにスムーズに出し入れさせるための工夫じゃ!


■ 大型のサーベルを想起させる極太ストレートパンツ ■


 お次はパンツじゃが、極太どストレートでこれまたド迫力! 足にまとわりつくことなく、裾まで一直線に美しいドレープを作っておる。 シルエットとしては、重装備気味の上半身とは対照的に実にシンプル。 そして豪快! 足元はコンビデザインのスぺクテーターシューズでキメられており、下半身全体が大型のサーベルの様に見えるのじゃ。 この上半身と下半身との明確なコントラストが「バギースーツ」のもうひとつの特徴と言ってもよいじゃろう。 なおプリーツはインプリーツ2本だったとされておる。 間違っても蹴り!をいれられたくない装いじゃ。 
 また股上は「ズートスーツ」なみに深く、サスペンダーで釣り上げるのじゃ。 この深い股上は、何丁もの銃を差し込む機能を果たしておったんじゃ。 わしは映画の中のギャングが「バギースーツ」の上着をサッと広げた瞬間に見えるパンツの深い股上部分とサスペンダーを見るたびに、何故だか惚れ惚れするんじゃな〜。 このスーツ独特の奥深さというか、隠された風格ってのをチラっと見せられた気分になるのじゃ!

 ところでこのパンツ・スタイルじゃが、オリジナルはイギリスの「オックスフォード・バッグス・スタイル」(俗称・オックスフォード・バギーズ)じゃ。 イギリスの名門大学オックスフォード大学が発祥なのじゃ。 1920年代に流行ったスポーツ・パンツであるニッカボッカに対して、大学側が教室内での着用を禁止したため、ニッカボッカを丸ごと覆うための極太ストレート・パンツを学生側が考え出したのじゃ。 そのデザインがアメリカに渡って1920年代中期に流行。 流行が廃れた後、「バギースーツ」のパンツとして生まれ変わったのじゃ。
 じゃがこのイワレを真っ向から否定する輩もおる。 「イギリスのセイガク(学生の意味)のパンツごときが、アメリカン・ギャング・スタイルのベースのわけがないじゃろうがバカモノ!」ってな、わしの様な頑固オヤジたちじゃよ。 あくまでも重装備な上着とコントラストを成すためにナチュラルに発想されたストレート・パンツじゃと!
 わしはオックスフォードに行ったことがあるが、夜10時には酒場が閉店する習慣には参ってしまった!ってことは今さらどーでもええが、「オックスフォード・バギーズ」を仕立ててくれるテーラーを見つけたんじゃ。 しかしショーウインドウのブツを見ると、いかにもお育ちのヨロシイ学生さんが愛用していたっつう気品と無邪気なマインドが漂っており、威風堂々とした「バギースーツ」の風格とは到底相容れなかったのお。 ファッションの歴史とは誠に面白い! 



■ “名前の無い”スーツ!? ■

 「バギースーツ」の特徴を書き連ねてきたので、概容はお分かりいただけたとは思うが、ところでだ。 もし諸君のお手元に「スーツ図鑑」とか「ファッション史」の類の書籍があったら、試しに「バギースーツ」の記載を探してみてくれ。 恐らくはほとんど記載は無いと思う。 そのお蔭でこのわしも、今回の原稿内容の確認には苦労したもんじゃ。
 たまたまわしは1987年に公開された映画「アンタッチャブル」に登場する、首領アル・カポネの懐刀であるフランク・ニッキー役のビリー・ドラコが着用していたホワイトの「バギースーツ」(左写真)に魅了されてしまい、映画雑誌かなんかで「バギースーツ」という名称を知っておった。 そして「バギースーツ」を仕立てるためにテーラーへ直行! ところがどのテーラーさんも「バギースーツ? なんだそりゃ??」じゃった。 おかしいな?と思いながらも「アメリカンギャングのスーツだよ、マスター知らんのか!」っつったらやっと理解してもらえた経験がある。 あれから約四半世紀。 いまだに「バギースーツ」の名前とその存在はスーツ業界の表舞台に登場してこんのじゃ。 これだけ超個性的なスーツが何故???
 その謎はつまりこーいうことじゃ! 「バギースーツ」は庶民ファッションの次元に変換されることもなく、若者のストリートファッションになることもなく、あくまでも1920〜30年代のアメリカンギャング限定で用達されたスーツだったのじゃな。 まあ庶民が純粋な憧れから真似したくなるようなタイプのファッションではなかったってこと。 だから一般社会に定着するための正式な名称はなく、「バギースーツ」「ギャングスーツ」「マフィア・スーツ」といった愛称だけが残っておるのじゃ。 いわば、我々ロック・ファン、The-Kingファンが、「ロック・オリジナル・ファッション」であるジャケットを、我々独自の感性でもって「ナッソージャケット」もしくは「ハリウッド・ジャケット」と呼んでおることと同じ様なパターンじゃな。

 
■ “俗物”を安易に寄せ付けぬ特権的なファッション ■

 ここまで読んで下さった方なら「バギースーツ」が白人ファッション・サイドにおける「ロック・オリジナル・ファッション」の源流であることが、もうお分かりじゃろう。 「ナッソージャケット」がロッカーを自認する者だけが着こなせるジャケットであり、一方「バギースーツ」はギャングだけが着用するスーツという、どちらも「超!特権的ファッション」であること。 その特権者とは、ロッカー、ギャングという極めて特殊な立場、職業の者であること! 更に正式名称はなく、その愛称だけが残っておること。
 そしてもうひとつ。 「ロック・オリジナル・ファッション」にはリーゼントはもとより、ホースシューリングを初めとした独特のモデルのリング、またコンビ、フラップ、ローファーといったシューズ類と、まさにThe-Kingアイテムのラインナップである不滅の装飾アイテムが不可欠であることに対して、「バギースーツ」にも中折れ帽(フェルト/フェドーラ)、トミーガン、葉巻、コンビデザインのスぺクテーターシューズ、密造酒のミニボトル!?といった不動の装飾アイテムがあることじゃ。 「バギースーツ」のスピリット、俗モノを簡単には寄せ付けないオーラ、装飾アイテムとの一蓮托生的な強い絆ってもんが、時代を超えて「ロック・オリジナル・ファッション」によって継承されておるのじゃな〜。 分かるか!

 特権的であったり、期間限定であったり、流れ星のような突発的だったアイテムを、我々は「マニアック」「マイノリティ(少数派)」「幻」とか形容しながらできるだけ清潔な包装紙にくるんでそのアイテムの歴史の中で真空保管をしようとするもんじゃ。
 じゃが「バギースーツ」は、ギャング映画による露出度が少なくなく、しかも印象が強烈なので、とても懐かしい過去の遺物として取り扱うのはわしとしてはどうも抵抗があるな。
 アル・カポネ、ラッキー・ルチアーノ、フランク・ニッキー、更に1940年代初頭にはまだ砂漠だったラスヴェガスに乗り込み、今日の繁栄の礎を築いた実業家兼ギャングのバグジー・シーゲルといった愛用者は、アメリカ史に残るデカイ存在だっただけに、「バギースーツ」の存在意義がスーツ史の中で狭小化され、時にはスルーされている現状はどうも理解でけんな〜。 ロックオリジナルファッションの代表的源流として、わしから諸君へ大々的にアピールしておくぞ!
 「バギースーツ」にしろ「ズートスーツ」にしろ、細かいコトは抜きして、その生命力の背景には、「己の異端極まりない生き様、フィールドってもんを、ファッションでアピールしたい」という愛用者の強烈で純粋な自我とダンディズムがあったんじゃ。 それは長い歳月を経て、現在ではThe-Kingの「ロック・オリジナル・ファッション」の中に確実に息づいておるといっても過言ではないじゃろう。 だから、The-Kingでお買い物をエンジョイしておる諸君よ。 かつては異端であったスピリッツ、孤高のダンディズムってもんを、現代においては激しくクール! たまらなくセクシー!!と人様に言わしめるまでThe-Kingアイテムを愛用せよ! 



七鉄の酔眼雑記 〜お客様とは、一体どこにいらっしゃるのか!?

 日米ともに野球たけなわの季節になったところで、今回の「雑記」もメジャーリーグのユニフォーム・ネタを披露してみよう! 映画「フィールド・オブ・ドリームス」を観た方なら覚えておるじゃろうが、アメリカのシカゴにはホワイトソックスという球団がある。 現オバマ大統領がファンであることを公言しておる球団じゃ。 日本人プレーヤーでは、井口(現ロッテ)や高津(元ヤクルト)が在籍歴があるな。 
 「フィールド・オブ・ドリームス」のストーリー通りに、ホワイトソックスは1919年のワールドシリーズで八百長事件を起こしてしまった暗い歴史があるんじゃ。 まあ八百長事件はさて置き、ホワイトソックスはユニフォームにまつわる逸話が多いチームなのじゃ。 まずその名の通り、常に白いソックス(靴下)を履いていたわけではなかった。 そもそも、八百長事件を起こす前からホワイトソックスは「ブラックソックス」と呼ばれておった。 それはレギュラーメンバーの白いソックスがいつも汚れて黒ずんでいたからじゃ。
 チームのオーナーじゃったチャールズ・コミスキーってのが無類のケチ男でな。 選手のギャラを異常に安く抑えており、リーグ優勝のご褒美もシャンパン1ケースだけ。 シーズン中はユニフォームの洗濯代まで選手から徴収しており、しかも自分で洗濯しちゃった選手からは罰金を取るっつう徹底ぶりじゃ。 そこで選手たちはユニフォームの洗濯をしなくなり、ソックスがいつも汚れておったってワケ。 そんなみすぼらしい姿で八百長をやったんで、それは「ブラックソックス事件」という名でメジャーリーグ史上最大の汚点として語り継がれておる。

 時代は移り1970年代中期。 ユニフォームに「カラー革命」が起こり、各チームはド派手なユニフォーム・キャンペーンを展開してファンの目を楽しませるようになった。 その中でホワイトソックスの作戦とは、なんと伝統、定番の白いソックスを赤にしてしまったのじゃ。 「ホワイトソックスがレッドソックスを履いてはいけないというルールは無い!」と言ったかどうかは知らんが、ここら辺の発想が杓子定規な日本人にはない発想じゃな。 また上着の胸部にはソックスの縞模様のような複数のラインをドカン!とあしらい、その上にデッカク「SOX」のレターじゃ。 このセンスも日本人にはわからんな〜。 だって、一番目立つ部分が「靴下」って表示とそのイメージデザインじゃぞ!?
 ホワイトソックスのユニフォームの歴史には、まだまだオモロイのがある。 1960年にはメジャーリーグのユニフォームで初めて背番号の上に選手名を入れたんじゃ。 これは大好評で、あっという間にリーグ全体に広がるブームになった。 また1978年には、上着にデッカイ襟を付けたり、何と半ズボンとハイソックスのまるでラガーマンの様な夏季限定ユニフォームを発表したりしておったな。 そして現在では日米の全球団が企画しておる「復刻ユニフォーム」−遠い昔と同じデザインのユニフォームを着て、諸先輩方に敬意を表するというのも、ホワイトソックスが初めて試みたんじゃよ。 成功あり、失敗ありじゃが、ユニフォームのみすぼらしさが招いた過去の悲劇を払拭するために、ユニフォームだけでもファンに楽しんでもらいたいという球団の切なる願いによる発想の数々じゃ。 

 ホワイトソックスを初めとして、メジャーリーグのユニフォームデザインは、スタジアムに観戦に来ているファンの目にはっきり映るデザインが基調じゃ。 一方、日本のプロ野球チームのユニフォーム・デザインは、どうもテレビやグラビアで映えるような計算がされとるような気がしてならん。 球場で見たってよお分からんような小さなレターやペットマークが多いからじゃ。 どちらも「ファンの目線」とはいえ、日米のユニフォーム・デザインにはそれほど大きな違いがあるのじゃよ。 実際にグラウンドで躍動するプレイヤーか。 マスメディアによって縮小、湾曲されたプレイヤーか。 そのどちらをアピールするかの違いじゃろう。 言い換えれば、既に入場料を払ったファンを大切にするか。 マスコミのイメージ作りによってグッズを買ったり、近い内に球場に来るかもしれない不特定多数のファンを大切にするか。 わしなりに端的に言えば、メジャーリーグはリピーター第一主義。 日本のプロ野球はご新規様の囲い込みで勝負しようとしておるな。 諸君が「ファンサービス担当者」じゃったら、どっちの方法を選ぶ? 



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